舟坂さんのプロフィール

資格取得に至った経緯

私は「愛玩動物飼養管理士」という資格を持っています。

平たく言うとペットの正しい飼い方や愛護の精神を広めるペットのスペシャリストです。

この資格を取ろうと思ったきっかけは、他の多くの人と同様に、自分と共に暮らすペットの為です。

幼少期の私は、両親が動物好きだったので犬や猫と触れ合って育ちました。

ですが犬はある日首輪が外れていなくなり、時期は異なりますが、外飼いしていた猫もある日を境に家に帰ってこなくなりました。

「なぜしっかりした首輪を着けなかったのか」

「なぜ外飼いなんかしたのか」

と今ならば改めるべきことはたくさんありますが、昔は意識が今とは違っていたのでしょう。

そして、おそらく両親もいなくなった犬や猫を探し出そうと努力をしてくれたと思いますが、彼らと再会することはありませんでした。

千切れるような突然の別れがとても悲しく、また納得もできなかったのを今でも覚えています。

それからは、動物を飼いたい思いはずっと持っていましたが、幼少期のことがずっとが心にあったのか、社会人になっても、実行に移すことはありませんでした。

ですが、ある病気をして人生観が変わり、「やりたいことをやろう」と、大好きな猫と暮らすことを決断するに至りました。

そして、「猫と暮らしたいなら猫と暮らそう」というシンプルな思いで始まった愛猫との暮らしは、幸せ一色でした。

もちろんトイレの失敗に泣いたり、やんちゃさに手を焼いたりなどはありましたが、愛猫が私に与えてくれる温もりは何物にも代えがたいもので、

「こんな日がずっと続けばいいな」と願わずにはいられませんでした。

ですが、ずっと続くわけはありません。

愛猫と一緒に過ごす時間が満たされたものであればある程、いつか確実に来る別れの日が私は怖くて怖くて仕方なくなっていきました。

そんなときに出会ったのが「愛玩動物飼養管理士」の資格です。

資格を取得しようと考えた想い

愛猫を飼い始めた当初は、子供の頃の経験やなんとなくの知識があるので大丈夫だろうと思っていた部分があったのですが、実際に一緒に暮らし始めてみると分からないことがいっぱいで、室内の適正気温やフードの与え方についてなど、よく獣医さんに相談したものです。

「愛猫が大切だからこそ適当なことはしたくない」

「いつか来る別れの日を少しでも先延ばしにしたい」

「元気でハッピーに過ごすためにベストを尽くしたい」

私の想いは日に日に高まっていきました。

そんなときに出会ったのが愛玩動物飼養管理の資格です。

愛玩動物飼養管理士はペットの適正飼養管理や愛護についての知識を収め、それを多くの人に広めるペットのスペシャリストを表す資格です。

動物取扱責任者の資格要件のひとつになるというメリットもあるようですが、私はまず愛猫へのケアに自信を持ちたいという気持ちで取得を決めました。

「正しい知識を携えて正しいケアをしてあげたい」その気持ちが一番強かったです。

資格を取得してからの経緯・よかったこと

愛玩動物飼養管理士の資格を取得してよかったのは、やはり愛猫のための正しい知識を得られたことだと思います。

猫とはどんな動物でどんな飼い方が必要なのか、それを知ることができました。

そして、人と暮らす猫が、単に可愛がられるだけのオモチャのような存在ではなく、「猫」という種族として尊重されるべきだということも学びました。

私たち人間は猫や犬といった愛玩動物を生活の中で支配下に置いていますが、そのことについて深く考えている人はどれだけいるでしょうか。

人間は猫や犬を管理する側にいますが、だからといって彼らに好き放題していいわけではありません。

猫は猫らしく、犬は犬らしく生きるのが本来あるべき姿です。

人と暮らす中でもそれは守られるべきことで、彼らを管理している私たちはできるだけのケアをする義務があります。

それが猫や犬を自分の暮らしに加えた者の責任なのではないでしょうか。

愛はもちろん必要なのですが、その愛を伝えるための正しい知識も携えることが猫を始めとする動物と暮らす人には必要なのです。

・・・と、偉そうに述べていますが、資格の勉強をする前の私はこんなことはあまり考えたことがありませんでした。

猫をオモチャとは決して思っていませんでしたが、勉強して資格の知識を得たことで、猫を家族の一員としてしっかり考えることができるようになったと思います。

また愛玩動物飼養管理士の教本に書いてあることをより深く学ぶため、猫の医学書を読むようになったのもよかったことです。

猫の健康管理のためには病気について深く知ることが必要なので、これからも勉強し続けて愛猫のために生かしていきたいです。

そして得た知識を、猫を愛するたくさんの飼い主さんに広めていけたらなと思っています。