突然ですが、みなさん、
「車の走行距離の限界」
ってわかりますか?
そもそも
「走行距離何キロだと壊れる、ってあるの?」
と思う方も結構いらっしゃると思います。
今回は、車の走行距離やエンジンの
限界についてお話していきます。
一般的な車の走行距離の限界は?
走行距離の限界は、
一般的に10年と言われています。
ただしっかりメンテナンスを
行っているならば、12年~15年。
または走行距離20万kmを越えたあたりで、
大きなトラブルに遭遇したら、乗り換えを
考えるべきかと思います。
ただトラブルが起こってからの
乗り換えだと下取りは期待できませんので、
注意が必要です。
次の車を購入する足しにするなら
トラブルが起こる前に売却したいですね。
今はネットで簡単に車の査定額を
無料で計算してくれるサービスがあるので、
一度チェックしてみてはいかがでしょう?
10万キロ以上走ってる車でも
丈夫なので、買取査定で20万円以上の値段が
ついたりします。
特に業者が欲しい車種とかだと
相場以上の値段で買い取ってくれますよ。
走行距離の限界=エンジンの寿命ではない!?
車のエンジンは最低でも10万キロは走る力があります。
最近の日本車は耐久性が日々向上していて、
特にエンジンに関しては
20万キロは余裕で乗れる
とのこと。
オイルやエレメント交換、定期点検など、
メンテナンスをこまめに行っていて、
急加速や急停止などせずに、丁寧に乗っていれば、
普通に20万、30万キロと走行する事も可能
なんです!!
日本車の中古車が海外でも人気なのは、この
寿命や故障率が低いからのようです。
走行距離が少なくても寿命は短いことがある!
じゃあ、
走行距離が少ない車は、寿命も長いの?
となると思いますが、実は大間違い!!
走行距離が短くても、車体の主要部分に
「サビ」
が出てきたら危険です。
部品のサビがクルマの寿命に大きな影響を与える場合が多く、
衝突時の強度を確保できなくなったり、
極端に進行すると走行中にサスペンションの
破壊を起こし、交通事故を招いてしまう
恐れもあります。
海のそばや凍結防止剤を撒く地域のクルマは、
定期的に下回りのチェックをする必要があります。
中古車で走行距離が短いから・・・と言って
安易に購入すべきではない、ということです。
走行距離以外でエンジンの寿命を見分けるには?
エンジン本体のみであれば、普通に乗って
10万km、12~15年は持ちます。
しかし、その判別が走行距離だけではない、
ということを覚えておいてください。
タイミングベルト、ウォーターポンプ、発電機
といった部分に関しては、
10~15万kmで交換が必要です。
エンジン始動時に白く、オイルの匂いが
するような排気ガスを出すようになったら寿命
と考えても良いでしょう。
エンジン同様、耐久性の高いトランスミッション
も寿命を見分ける重要な部位です。
オートマもマニュアルも10~30万 km/12~15年
程度なら問題はありませんが、
オートマの場合、
変速した時のショックが大きくなったり、
変速する時間がかかったり、
マニュアルならシフトチェンジの際、ガリガリ音がし始めた
場合、寿命が考えられます。
最後は、消耗品と呼ばれる部品です。
経年変化で寿命を迎えるのがゴム類です。
ゴム製パーツの劣化を防ぎ、汚れの再付着を
防止するスプレー等が市販で売っています
ので、使用するのも手ですね。
ゴム製パーツで一番怖いのは、
ガソリンホースのひび割れです。
ホースからガソリンが漏れ出し、最悪火災に
繋がる恐れがありますので、
8~10年をメドに点検するようにしましょう。
ゴムは安価なパーツですが、車の多くの場所に
使われているので、15年ほどで劣化してしまいます。
点検時、交換が大量に必要だ、という場合は、
寿命と考えてもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
走行距離だけで寿命を判断している人が多いと
思いますが、他にもさまざまな部分で寿命が
判別されるんですよ^^
壊れた部分だけ修理しても、他のパーツも壊れて
いる可能性もある、ということを考えれば、
その車は、寿命だと判断すべきですね。
ただし、寿命を縮ませるのも伸ばすのも、
運転者である、アナタ次第!です。
今お使いの愛車を少しでも長く乗り続けたいので
あれば、こまめに点検を行い、ゆとりある運転を
心がけましょう^^
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