大阪杯とは? レースの時間&場所&距離を紹介!

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世界の競馬シーンで最も価値があると
言われているのが2000m。

ドバイワールドカップ、BCクラシック
香港国際カップ、チャンピオンステークスと
複数のG1が行われるイベントの
メインレースは2000mです。

スピードとスタミナの両方が
要求されることから、この距離の勝ち馬は
種牡馬としての価値がアップ。

第2の馬生のためにもなんとしても
欲しいタイトルです。

そんな2000mのG1に、2017年に
昇格した大阪杯について
今回はご紹介していきます。

最重要距離で行われる大阪杯の
レースが行われる場所や
出走時間などの基本情報を
見て行きましょう!

▼過去10年分のデータはこちら

大阪杯の過去の結果! 10年分のデータを紹介
大阪杯は2017年よりGI昇格したレース! 大阪杯過去10年の結果を見てみると 1着となったのは4歳5歳馬が9回です。 また大阪杯の過去10年の1~3着馬に ついて前走レースを見てみましょう。 前走レースでは30頭中20頭が1~3着に 入る...
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大阪杯のレースについて紹介

1957年に大阪盃の名称で創設され
当初から春の阪神を舞台に行われる
中距離レースでした。

84年のグレード制の導入にともないG2になり、
天皇賞・春を目指す馬の前哨戦として
多くのスターホースが出走してきました。

春の古馬中距離路線の充実を目的に
2017年にG1に昇格。

春の古馬中長距離路線のG1第1戦として
開催されています。

レースの日程! いつ行われるの?

大阪杯のレース日程ですが、
創設当初は3月中旬。

その後5月に開催されていた時期もありますが
1981年以降は4月1週目もしくは
3月最終週に行われています。

競馬界のカレンダーで言うと

第2回阪神4日目

が大阪杯の開催日。

高松宮記念の翌週、桜花賞の前週に
行われるレースです。

大阪杯の時間は何時からスタート?

G2時代には15時35分や15時45分に
発走することもあった大阪杯ですが、

G1となってからの2回は
15時40分にスタートしています

JRAのG1レースのほとんどは
15時40分が出走時間なので、
大阪杯もその流れに入っています。

ただし、出走時間は諸事情により
変更になる場合がありますので
出馬表に書かれた時刻を
確認するようにしてください。

大阪杯のレース場所の紹介

続いて、大阪杯が行われる場所を
見て行きましょう。

大阪のお隣さん、兵庫県にある
阪神競馬場が舞台。

60回を超える歴史の中で、
90年代に2度だけ京都での
開催がありましたが、それ以外は
一貫して、阪神競馬場で行われています。

レースが行われる距離や
コースの特徴を探ってみましょう!

下の記事では大阪杯のレース傾向に
ついて解説していますので
合わせてご覧下さいね。

⇒大阪杯の傾向とは? 歴代の血統&産駒について紹介!

コースの距離は1972年より2000mで定着

創設当初は1800mで行われていた大阪杯。
第9回は1850m、第10回から第15回までは
1900mで実施されていました。

1972年の第16回より2000mに変更され
現在まで、この距離で定着しています。

時期的にも天皇賞・春の前哨戦にちょうど良く
トウカイテイオー、メジロマックイーン
ネオユニヴァース、メイショウサムソン
といったクラシックホースが勝ち馬にいます。

2006年の改修により阪神競馬場の芝コースには
内回りと外回りができましたが、
2000mは内回りでの施行。

最後の直線は約360mとなり、
外回りコースより110mほど短くなります。

コースの特徴はゴール前には2回目の急な上り坂

大阪杯が行われる阪神の芝2000mは
4コーナーを周り切った直線からスタート。

スタート直後に登りがあるために
ゆったりとしたペースになる事が多い
コースです。

そこから、コースを1周し
最後の直線で、もう1度、坂を上ります。

ゴール前の坂は高低差1.8m、勾配1.5%と
中山、中京に次ぐ急坂なので
パワーも要求されます。

レースのレコード・平均タイムを紹介

こういった特徴のあるコースで行われる
大阪杯の時計面を見てみましょう。

G2時代も含めた最速タイムは
2011年にヒルノダムールが記録した
1分57秒8。

G1、G2を通じて唯一の57秒台の
勝ち時計です。

G1となってからは、2018年
スワーヴリチャードの1分58秒2が
レコードタイムとなっています。

■2018年大阪杯

過去10年の大阪杯の勝ち時計は

1分57秒台…1回

1分58秒台…2回

1分59秒台…4回

2分00秒以上…3回

2分を超えた年は、不良馬場などで
雨の影響が残った年なので
良馬場ならば2分を切るのは必至。

1分58秒台で走れる馬でないと
勝ち負けは難しいと言えます。

大阪杯の優勝賞金はいくら?

最後に大阪杯の賞金をご紹介します。
2018年の賞金額は

1着 1億2000万円

2着 4800万円

3着 3000万円

4着 1800万円

5着 1200万円

古馬の中長距離路線としては、
最も低い賞金額となっていますが、
全体では7番目の金額です。

春古馬3冠レースの初戦となっているので
ここを制した馬が、同一年に
天皇賞・春、宝塚記念を連勝すると

内国産馬には2億円、外国産馬には1億円の
褒賞金が贈られることになっています。

まとめ

今回は古馬戦線で最も新しいG1レース
大阪杯の基本情報をご紹介しました。

新設G1ですが、同じ条件で
長く行われている春の阪神の名物競走です。

これまでドバイに遠征することが多かった
中距離の一線級にとっては、
国内に大きな目標ができたので
ローテーションに幅が出てきました

最初の2回以上に、今後は有力馬が
集まってくる可能性を秘めたレースです。

現在の競馬シーンで最も重要とされる
2000mでスピードとパワーを発揮するのは
どの馬なのか?

種牡馬選定レースとしての側面も
出てきそうなので、将来、父として
活躍しそうな馬を探すつもりで見てみると
楽しいかもしれませんね。

こちらの記事では大阪杯のレース傾向や
産駒についても解説しています。

⇒大阪杯の傾向とは? 歴代の血統&産駒について紹介!

また大阪杯過去10年分のレース結果や
前走レースについてもまとめてみました。

⇒大阪杯の過去の結果! 10年分のデータを紹介

どちらの記事も大阪杯の予想に
お読みくださいね。