桜の開花予想も発表され、
花見のシーズン到来ですね。
「お花見」に行きたいけれど、
年度末なのでタイミングが難しいです。
昨年は4月になってからお花見に行ったら、
桜はほとんど散っていました。
桜の開花期間は短いので、
うっかりしていると「満開の桜」を
見逃してしまいますよね。
桜が咲いている期間がわかると
予定が立てやすいですのですが…。
そこで、今回は
「桜の開花期間」について調べてみました。
まずは、 咲き始めてから満開まで
何日くらいなのか、お話しますね。
桜が開花してから満開までは10日前後
桜は開花から満開まで
１週間から10日前後です。
満開から散り始めるまでが
３～５日間なので、
桜の「見ごろ」は
10日前後から約２週間です。
気象庁は「約８割」の桜が
開花したら「満開」としています。
まだ散り始める桜はありません。
言葉の正しい意味での
「満開（100％）」は
「満開情報」から２～３日後の
最初の花が散り始めた頃です。
桜の開花期間は
品種や気候によって違います。
たとえば、桜の品種「染井吉野」は
満開から1週間程度で花が散りますが、
「八重桜」は「染井吉野」より
やや長い間、咲いています。
桜の品種は
自然に生えているものだけで100種以上、
園芸品種は200種以上あります。
日本にはヤマザクラ、
オオシマザクラなど
９種を基本にして、
変種をあわせると
100以上のサクラが自生しており、
沖縄には野生化した（といわれる）
カンヒザクラがあります。
また、これらから育成された
園芸品種は200以上もあります。
さくらの基礎知識（公益財団法人「日本さくらの会」）
行きたい場所＆見たい桜の品種は
こまめにチェックしましょうね。
「お花見」のベストタイミングが分かる
⇒お花見アラーム（ウェザーニュース）
スマホでOK。5地点まで登録可能ですよ。
次の章では
「桜の見ごろの３つの時期」について
ご説明しますね。
桜の開花の期間！ 指標となる３つの時期
桜の見ごろは「満開」だけでは
ありません。
前章でご紹介した「お花見アラーム」も
３つの桜の見ごろ
【開花】【満開】【桜吹雪】
を教えてくれます。
おすすめの見頃の時期は次の３つです。
- 桜のつぼみ（蕾）が膨らみ
花が開き始めるとき - 開花から満開
- 満開から桜吹雪
満開の桜の素晴らしさはもちろんですが、
桜のつぼみ（蕾）が膨らむ姿は息吹を、
桜舞い散る景色は儚さを感じますよね。
「桜」は私たちに
様々な表情を魅せてくれます。
みなさんは、どんな桜が
お気に入りですか？
桜の見頃の期間別に
各々何日間くらいなのか調べてみました。
お気に入りの桜を見逃さないでくださいね。
１.つぼみの期間
桜の最初の見ごろは
「つぼみ（蕾）～開花」の
「つぼみ」が膨らむ期間です。
固い蕾がピンク色に色づき始めると、
いよいよ「開花」の時期。
開きかけている蕾もあり、
ポカポカ陽気が続くと、
１週間以内に蕾が膨らんで、
咲き始めます。
膨らみ始めの「つぼみ」が見たいなら、
開花予想の10日前～１週間前くらいが
ベストタイミングです。
２.つぼみから満開までの期間
つぼみから開花までの期間は約１週間、
開花から満開までの期間は
約10日前後です。
つぼみが膨らみ始めて満開までの
期間の目安は「２週間ちょっと」です。
ですが、
つぼみが膨らみ始めてから
寒い日が続けば開花まで
時間がかかります。
開花したころと同時に温かくなると
１週間待たずに満開になります。
なので、
「気づいたときには満開」
ということが多いのですね。
▼桜（染井吉野）のつぼみ～開花までの
10日間を約1分に短縮した動画を
YOUTUBEで見つけました。
「開花宣言」が出たら、
翌週の同じ曜日～2日後くらいは
満開の可能性が高いです。
桜の開花宣言が
月曜なら翌週の月曜～水曜、
火曜日なら翌週の火曜～木曜日に
満開になると予想できます。
３.開花して散るまでの期間
桜が開花して散るまでの期間は
桜の見頃同様に約２週間です。
同じ木に一番先に咲いた桜の１週間後に
最後の桜が咲くと計算すると
同じ木に咲く桜が開花してから
完全に散るまでの期間は約３週間です。
※開花から満開まで１週間で計算。
ただし、「３週間」は
単純な計算上での期間です。
気温が下がると長く咲きますし、
雨が降ったり、風が強いと
早く散ってしまいます。
気候によっても
桜の木の品種や状態によっても
開花期間は違います。
桜の開花時期は例年はいつ頃？
主な各地の例年の
桜の開花時期を調べてみました。
いちばん早い桜の開花時期が
【石垣島 1月16日
寒緋桜（カンヒザクラ）】で、
いちばん遅いのが
【釧路 5月17日
蝦夷山桜（エゾヤマザクラ）】です。
【東京 3月26日】
【名古屋 3月26日】
【大阪 3月28日】となっています。
※東京・名古屋、大阪は染井吉野（出典 気象庁 さくらの開花日（2011～2018年）
主な地域の例年の開花日を
調べてみました。
| 地域 | 例年の開花日 |
| 那覇 | １月１８日 |
| 福岡 | ３月２３日 |
| 京都 | ３月２８日 |
| 東京 | ３月２６日 |
| 仙台 | ４月１１日 |
| 釧路 | ５月１７日 |
※桜の種類は釧路は蝦夷山桜（えぞやまざくら）、
那覇は寒緋桜（かんひざくら）、
他は染井吉野（出典 気象庁 さくらの開花日(2011-2018年））
▼他の地域はこちらをご覧ください。
日本のどこかで
1月中旬から5月中旬まで
桜は咲いているのですね。
桜を求めて旅してみたくなりますね。
桜の開花予想！ 2018年の東京はいつだった？
2018年の桜の開花予想を
チェックしてみました。
（参考 ウェザーマップ）
２018年の東京の
桜の開花は3月17日で
平年より９日も早かったです。
関東地域は3月の大幅な高温が
１月～2月下旬では予想できなかったので、
2月までの開花予想日は
例年とほぼ同じでした。
3月に入ってからは
高温の程度が予想できたため、
例年より早めの開花予想になり、
最終的には予想より１日早く咲きました。
▼ 2018年の東京の
桜の開花予想と開花日
| 平年の 開花日 | 3/26 |
| 1/25予想 | 3/27 |
| 2/22予想 | 3/26 |
| 3/1予想 | 3/22 |
| 3/15予想 | 3/18 |
| 開花日 | 3/17 |
出典 ウェザーマップ『さくら開花予想』より抜粋
▼九州から北海道まで各地の
平年の桜開花と2018年の
予想＆結果はこちらでわかります。
⇒全地点の過去予想と結果一覧（ウェザーマップ『さくら開花予想』）
桜の開花予想！ 2019年はいつ頃になりそう？
3月20日に長崎で開花、
21日は福岡、名古屋等で
開花となりました。
2019年の桜の開花は
「平年より早い」と予想されています。
新潟や長野、仙台の開花予想は
平年より１週間から10日ほど早く、
4月中旬には東北北部まで北上します。
札幌での開花予想は4月30日です。
参考：2019年の桜開花予想（日本気象協会）
（平成31年3月22日現在）
▼動画でも桜の開花予想が見られます。
▼満開日の予報はこちらです。
| 地域 | 予想満開日 |
| 東京 | 3/29 |
| 福岡 | 3/30 |
| 金沢 | 4/5 |
| 仙台 | 4/8 |
| 札幌 | 5/4 |
▼2019年の桜の開花状況はこちらです。
（12月から6月まで更新）
⇒気象庁 2019年のさくらの開花状況
▼2019年の桜の満開状況はこちらです。
（12月から6月まで更新）
⇒気象庁 2019年のさくらの満開状況
開花予想はもちろん、
満開予想＆満開情報もチェックすると
お花見の予定も立てやすいですね。
まとめ
「桜の開花期間」について
簡単にまとめてみました。
- 桜は開花から満開までが
1週間から10日前後。 - 桜が開花して散るまでの期間は
約２週間。 - 気候や品種によって
開花期間は変わる。 - おすすめのお花見期間は
「蕾から開花」「満開」
「散りゆく桜」の３回。
今年の開花や満開予想をチェックして
「お気に入りの桜景色」を
見に行きませんか？
住まいの地域で「桜」を
見逃してしまっても、
日本のどこかで１月～５月まで
桜は咲いています。
桜前線を追っていけば、
5月まで桜を楽しめます。
桜の開花期間をしっかりチェックして
今年こそ、私も昼間に
「桜」を楽しもうと思っています。
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