ペットと聞くと犬や猫を想像する人も
多いかと思いますが、最近では
珍しい動物を飼う人も多く、その中でも
飼いやすい種類としてイモリがいます。
ペットとして販売されているイモリは
いくつか種類がいますが、どちらも
飼うための飼育道具を揃える
必要がありますが、
飼育道具を購入する際、
- それぞれ別で買い揃えるべきか
- 飼育セットでの購入がお得なのか
など色々と気になりますよね。
今回はそんな疑問を解決すべく、
飼育にかかるアイテムの初期費用など
詳しく解説していきたいと思います。
これからイモリを飼おうと考えている人は、
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
イモリの飼育はセットがお得って本当?
初めてイモリを飼う時、どんな
飼育用品が必要なのか分からない
ことも多いですよね。
現在は飼育に必要なアイテムが
すべてセットになったものも販売されて
いますが、実際この飼育セットは
お得なのでしょうか。
こちらに関しては、
飼うスタイルによって変わるため、
一概にお得とは言い切れません。
例えば飼育セットでは基本は一匹飼いを
想定して最低限のセットが
組まれているため、
複数匹を同時に飼育したい場合は、
そのサイズに見合った商品を
個別で揃える必要があります。
また最初は飼育セットで満足しても
後々飼い方に慣れてきたときに、
違う商品が欲しくなれば
再度買いなおす必要も。
もし自分好みの飼育用品を
揃えたい場合は、最初からそれぞれ
買い揃えた方がお得な場合もあるのです。
イモリの飼育にかかる初期費用!5つの必須アイテムを紹介
イモリの飼育セットには、初期に
揃えたいアイテムが含まれていますが、
それぞれを別々で買った場合は
どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
次の章では、イモリの飼育に必要な
5つの必須アイテムの費用を
紹介していきたいと思います。
1.餌
まずはイモリが生きていくうえで
必要なのが餌です。
餌はイモリ専用のものや、
ウーパールーパーなどの人工餌を
与えるのが一般的です。
- 人工餌:300円前後
- 乾燥糸ミミズや冷凍赤虫:400円~2,000円
人工餌の他に、乾燥した糸ミミズや
冷凍赤虫なども好むため、これらも
与えることができますが、人工餌より
水が汚れやすいので注意が必要です。
もし上記の餌を食べない場合、
与え方などに問題があることも。
餌の頻度や与え方については、
こちらの記事を参考にしてみてください。
イモリによって好みも違うので、
その子に合った餌を与えてあげて
くださいね♪
2.水槽
2つめに必要なのが水槽です。
水槽はプラスチック製のケースや
観賞魚の水槽を用いて飼います。
- 水槽やケース:1,000円~6,000円前後
イモリは同じ水槽で複数飼うことも
できますが、狭すぎるとお互いを噛んで
怪我をさせてしまうこともあるので、
以下の大きさを目安にしてみてください。
飼いたいイモリの数 | 水槽の大きさ |
1匹~3匹 | 30cm~ |
4匹~6匹 | 60cm~ |
どんな水槽があるのか知りたい人は、
こちらの記事でおすすめの水槽を
紹介していますので、
参考にしてみてくださいね。
⇒イモリの水槽の大きさは?ベストなサイズのおすすめのメーカー5選
またイモリは水槽の壁を登って
ちょっとした隙間から簡単に逃げて
しまうため、上部は隙間が開かない
蓋を必ず用意しましょう。
3.水草
水草は、水槽をおしゃれに
レイアウトする際にあると便利な
アイテムでもあります。
またアカハライモリは水草に
卵を産みつける習性があるので、
繁殖をさせる際は水草は必須です。
- 水草:300円~600円前後
水草は基本自分好みのものをチョイスして
大丈夫ですが、種類によっては強めの光量や
肥料を必要とする種類もあるので、
イモリの水槽には不向きなことも。
初めて水草を購入する場合は、
ポピュラーなアナカリスやカボンバなどが、
安価で扱いもしやすくおすすめです。
4.底砂
イモリが餌を食べたり
排泄をしたりすることで、時間が経つにつれ
水槽内の水は汚れてしまいます。
水質が悪化するとイモリに悪影響な
物質が発生するため、濾過フィルターなどで
水をキレイにする必要がありますが、
フィルター以外でも
底砂を敷くことでバクテリアが住み着き、
浄化効果を得ることができます。
- 底砂:700円~2,000円前後
ただし、イモリは落ちた餌を
食べる習性があるので、底砂は
イモリの口に入らない大きさのものを
選ぶようにしましょう。
5.流木
イモリは両生類で水の中でも
生活しますが、水から上がれる
陸地も必ず用意する必要があります。
陸地は底砂を水面から出るように
設置したり、陸地ブロックを使用したり
するほか、流木を陸地として
使用することも可能です。
- 流木:1,000円~3,000円前後
ただし流木を使用して高さが出る場合は、
イモリも脱走しやすくなるので
十分注意してくださいね。
イモリの飼育に必要なものはこれだけなの?
ここまでイモリの飼育に必要なもの
5つを紹介してきましたが、本当に
これだけで飼えるのか疑問に思う人も
いるかと思います。
基本的には紹介した5つのアイテムで
飼育が可能ですが、あるとより
飼育がしやすくなるものもあります。
特にあると便利なアイテムは、
- 濾過フィルター
- カルキ抜き
- 隠れ家
イモリは濾過フィルター無しでも
飼育が可能ですが、あれば水の汚れを
濾過してくれるので、水換えの頻度が
少なくてすみます。
また水道水にはカルキが含まれ、
そのままでは使えないため、バケツなどに
汲んで半日~1日放置してカルキを抜く
必要があります。
ですがカルキ抜きを使えば
すぐに中和して飼育水を作れるので、
時間短縮になり便利ですよ。
イモリのなかでもポピュラーな
アカハライモリの飼育方法を
解説している動画をYouTubeで
見つけたので、紹介します。
またこちらの記事でもイモリの
飼育に必要なアイテムを紹介しています。
⇒イモリの飼育のレイアウト!ケースやフィルターなど必要なものを紹介
ぜひ動画と併せて
参考にしてみてくださいね♪
イモリの値段はいくらが相場?
ひと口にイモリといっても、
じつはペットとしては数種類が流通し、
それぞれ値段が異なります。
例えば人気の種類の相場ですが、
- アカハライモリ:300円~500円前後
- シリケンイモリ:700円~1,000円前後
- イボイモリ:5000円~10,000円前後
になっています。
アカハライモリは、ペットショップなどで
見かける機会も多いですが、珍しい種類は
大型のペットショップや爬虫類専門店でしか
取り扱いがないことも。
実際に自分の目で見て
購入するのが一番ですが、
通販で購入できるところもあるので、
近くに取り扱っている
ペットショップが無い場合は、
ぜひ通販を利用してみてくださいね。
まとめ
今回はイモリの飼育はセットがお得なのか、
初期費用やイモリの相場について
解説してきました。
イモリの飼育にかかる初期費用は、
- 人工餌:300円前後
- 乾燥糸ミミズや冷凍赤虫:400円~2,000円
- 水槽やケース:1,000円~6,000円前後
- 水草:300円~600円前後
- 底砂:700円~2,000円前後
- 流木:1,000円~3,000円前後
この他にも濾過フィルターや
カルキ抜きなど、あった方が便利な
アイテムもあるので、自分の飼育スタイルに
合せて準備しましょう。
またイモリはいくつか種類がいますが、
見た目が似ているヤモリと区別がつかない
人も中にはいるかと思います。
見分け方や違いについては、
こちらの記事をチェックしてみてください。
イモリは上手に飼えば
10年以上生きる生き物
でもあります。
ぜひ今回の記事を参考に、
イモリが快適に住める環境を
作ってあげてくださいね♪
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