有馬記念の歴代の騎手は? レースの傾向も合わせて解説

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競馬ファンのみならず、
日本の年末の風物詩の1つ有馬記念。

ここ3年はキタサンブラックの出走で
北島三郎オーナーが

いぬ

『まつり』を歌うか?

という所にフォーカスが当たっていたので

お祭り感が強いレースという
印象でしょうか?

全盛期には、この1レースだけで
875億円も売り上げたということも
競馬サークルを超えたイベント
という感じがしますよね。

今回は、競馬界だけでなく、日本の1年を
締めくくるイベントと言っても
過言でない有馬記念の傾向を
探っていきましょう。

どんな血統の馬や騎手が
得意なのでしょうか?
有馬記念を的中させるための
ヒントを見つけましょう!

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有馬記念の傾向! 脚質や血統によって異なる?

有馬記念(G1)

競馬場:中山競馬場
距離:芝2500m(内回り)
出走条件:3歳以上

60回を超える歴史を持つ
グランプリレース・有馬記念。

ファン投票で出走馬を選ぶことから
オールスターといった雰囲気のある
G1の中でも特に華やかなレースです。

レースは先行馬と差し馬のどちらが有利?

中山競馬場の内回りコースの芝2500mで
争われる有馬記念。

先行馬と差し馬では、
どちらが有利なのでしょうか?

過去10年の勝ち馬の脚質を
見てみると

  • 逃げ馬…2勝
  • 逃げ馬以外の道中5番手以内…4勝
  • 道中10番手付近…2勝
  • 導入15番手付近…2勝

と、相対的に逃げ先行馬が
有利という傾向が出ています。

直線が310mと短く、コーナーを
6度周る小回りコースの特徴と
マッチしているようです。

ちなみに、差し・追い込みで
勝利しているのは、オルフェーヴル、
ゴールドシップ、ドリームジャーニーです。

レースに強い血統は? 産駒も合わせて解説!

続いて、勝ち馬の血統を見てみます。

過去10年で圧倒的に良績なのは、
先ほど挙げた3頭で4勝を挙げている
ステイゴールド産駒

4勝のほか、2着1回、3着2回と
有馬記念に好相性な血統です。

ステイゴールド産駒自体は、減って行くので
大物を出す傾向がありそうな
後継のオルフェーヴル産駒に
注目していきたい所です。

レースに強い馬年齢は何歳?

クラシック戦線を賑わせてきた
3歳のトップレベルと古馬の一線級が
初めて戦うこともある有馬記念。

過去10年、もっとも勝利しているのは
3歳馬と5歳馬で4勝
あとは4歳馬が2勝という結果です。

4勝している3歳馬は、すべて
クラシックホースで、うち3頭が
皐月賞馬もう1頭も皐月賞3着と
中山コースで好走歴がありました。

また、実績馬が勝ち切る傾向が強いのも
有馬記念の特徴で、過去10年の勝ち馬で
このレースが初G1タイトルだったのは
ゴールドアクター1頭だけ

過去20年に広げてみても、
有馬記念が初G1勝ちだったのは
ゴールドアクターを含めて3頭。

実績馬から軸を選びたいレース
と言えるでしょう。

有馬記念は有利な枠があるってホント? 外枠が不利な理由!

過去10年の有馬記念の
枠番別の3着以内数を
見てみましょう。

1枠(2.2.1)

2枠(1.2.0)

3枠(1.2.2)

4枠(1.2.1)

5枠(1.1.3)

6枠(2.0.2)

7枠(1.0.2)

8枠(1.1.0)

と、万遍なく勝ち馬が出ている
珍しいレースです。

しかし、8枠は10年前に
1着2着に入った2頭。

7枠で馬券に絡んだのは
どれもゴールドシップ。

7枠と8枠に関しては、

くま

クセが強い

結果と言えるかもしれません。

となると、内枠に良績が集まっている
レースだと見ることができます

小回りでコーナーが6回あるので
外枠になると距離のロスが
多くなってしまう事が内枠優勢という
要因の1つと考えることができます。

有馬記念は荒れる? 歴代のレースを検証!

有馬記念は荒れるのか?
配当面を探ってみましょう。

過去10年で1番人気が馬券に
絡まなかったのは1回だけ

6勝2着2回3着1回と
非常に信頼できるレースです。

しかし、

くま

3着以内が5番人気までで
決まったのは2回だけ

いぬ

10番人気以上の馬が
5頭馬券に絡んでいる

というヒモ荒れの要素が有ります。

特に見逃したくないのは、
コース適性とレース適性。

エアシェイディ、トゥザグローリーは
人気薄で、2年連続で3着に突っ込み
高配当を演出しています。

1番人気を軸にしながら、
前の年に好走した馬や
中山実績のある馬を
フォローしたいレースです。

有馬記念に強い騎手は誰?

最後に、有馬記念に強い騎手を
探ってみましょう。

過去10年では、池添謙一騎手が
オルフェーヴル、ドリームジャーニー兄弟で
3勝を挙げていてトップです。

他に、この10年で有馬記念を
複数回優勝している騎手はいません。

勝利数は1勝だけですが、
2着が3度あるルメール騎手も
この舞台が得意な騎手と言えるでしょう。

過去10年の優勝馬のうち、
初めて騎乗するテン乗りで優勝しているのは
ヴィクトワールピサの
ミルコ・デムーロ騎手のみ。

短期免許の外国人騎手が騎乗する機会が
多いG1レースですが、テン乗りの場合は
慎重に見極める必要がありそうです。

まとめ

年末の国民的行事・有馬記念の
傾向を探ってみました。

  • ステイゴールド産駒が10年で4勝
  • 逃げ、先行馬が有利
    (ステゴ産駒なら差し追い込みOK)
  • 皐月賞好走の3歳馬、もしくは5歳馬
  • 内枠の方が有利っぽい
  • 1番人気を信頼
  • コース実績のある馬、リピーターに注意
  • 池添騎手、ルメール騎手が好成績
    (テン乗りは割引)

ちょっと多めに傾向が出てきましたね。

ステイゴールドに代わる、
グランプリ向け種牡馬が出てくるのか?

その辺りも、今後は注目ですね。

この傾向を参考にしていただいて
有馬記念を的中させて
最高の年末年始の過ごしましょう!

こちらの記事では有馬記念の過去10年分の
レース結果を掲載しています。

有馬記念の過去の結果! 10年分のデータを紹介

前走レースの結果や過去10年分の
レース動画も合わせてご覧下さいね。