秋華賞の傾向とは? 歴代のレースについてご紹介!

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秋の連続G1のスタートを飾る秋華賞。
ここからホープフルステークスまで
G1が続いていきますが、

秋華賞を的中させれば、
気持ちも資金も余裕を持って、
G1シーズンを満喫できますよね?

ということで、秋華賞の的中に向けて
歴代のレースを参考にしながら
傾向を探ってみていたいと思います。

調べてみると、結構わかりやすい
傾向があるので、馬券攻略にも
役立ちそうな感じです。

3歳牝馬同士の最後の戦い、
牝馬3冠の最終章を飾る
名牝の登竜門とも呼べる秋華賞
特徴を一緒に見て行きましょう!

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秋華賞の傾向! 脚質や血統によって異なる?

出展:https://www.youtube.com/

秋華賞(G1)

競馬場:京都競馬場
距離:芝2000m
出走条件:3歳牝馬

京都競馬場で行われるG1レースのうち
唯一、内回りコースで実施されるのが
秋華賞です。

  • 脚質的には、どんな馬が有利なのか?
  • 得意な血統はあるのか?

まずは、この辺りを見ていきます。

レースは先行馬は不利なの?  差し馬がレースを制す?

京都の内回りコースは
直線が328mと
短い部類に入るので
一見、先行馬が有利なコースです。

また、秋華賞の時期は
秋の開催6日目なので、
馬場状態が良いことが多いので、
高速決着になることも
珍しくなく、さらに先行馬有利に思えます。

しかし、スタートしてから300mで
1コーナーに入るため、
先行争いが激しくなりやすく
ペースが速くなりがちなので、

秋華賞優勝馬のほとんどは、
道中10番手付近を追走していた
差し馬です。

逃げ、先行して優勝したのは
22回の歴史の中で、

  1. アヴェンチュラ
  2. ダイワスカーレット
  3. ファインモーション
  4. テイエムオーシャン
  5. ファビュラスラフィン

の5頭だけ。

世代の中でも飛びぬけた力のある
先行馬でない限り、残れないのが
秋華賞と言えるでしょう。

レースに強い血統や産駒はあるの?

続いて、秋華賞馬の血統を探ってみます。

リーディングサイアーである

ディープインパクト産駒が

  1. ヴィブロス
  2. ミッキークイーン
  3. ショウナンパンドラ
  4. ジェンティルドンナ

4勝と圧倒的な成績を残しています

一方で、キングカメハメハ産駒は
3冠牝馬のアパパネの1勝だけとなっていて、
パワーよりもスピードを発揮できる
種牡馬を狙いたいレースです。

また、ここ7年連続で
サンデーサイレンスの血が
父系か母系のどちらかに入っている
馬が優勝しています。

レースに強い馬年齢は何歳?

秋華賞は、

3歳牝馬しか出走できない

ので、強い年齢というのは有りません。

京都コースということもあるのか
22回の歴史の中で、
関西馬19勝、関東馬3勝と
圧倒的に関西馬有利という
傾向があるレースです。

秋華賞は枠によって有利? 内枠が良いと言われる理由!

スタートしてから1コーナーまでと
最後の直線が短いという
独特なコース形態で
行われる秋華賞。

この条件だけ見ていると
内枠が有利という印象を
持たれるかもしれませんが、
秋華賞だけではなく、

京都芝2000mを通じて
枠の有利不利は、
あまり見られません

秋華賞の勝ち馬も
内枠を利してという馬が
少なかったりします。

なのに内枠が良い印象があるのは、
2着~3着に突っ込んで
穴を開けた馬に、内枠の馬が
いるからだと考えられます。

内回りコースなので、基本的には
直線でインが空きにくいのですが、
最終コーナーが急なので、
カーブで馬群が外に振られ
インが空く年があります。

そういう年には、内枠スタートから
じっとしていた馬が
突っ込んでくるというケースがあるので
こういう展開になった時には、
内枠が有利になってきます。

秋華賞は荒れる? 歴代のレースを検証!

秋華賞は荒れる!

という印象を持つ人も
多いレースですが、
この年の印象が強いからではないでしょうか?

2008年

124ブラックエンブレム牝355岩田康誠11
211ムードインディゴ牝355福永祐一8
3715プロヴィナージュ牝355佐藤哲三16

11番人気→8番人気→16番人気の決着で
3連単の配当が当時のG1最高となる
10,982,020円!!を記録。

1999年の秋華賞でも
12番人気→10番人気での決着となっていて
馬連94,630円というのがあったので
荒れる印象があるのかもしれません。

しかし、歴代の秋華賞を振り返ると
上位決着で収まる年の方が圧倒的に多く
過剰な穴狙いは難しいレースです。

秋華賞の得意な騎手は誰?

出展:https://blog.goo.ne.jp/dragonyoh

そんな秋華賞で活躍が目立つのは
3勝を挙げている武豊騎手、岩田康誠騎手、
2勝の浜中俊騎手あたりでしょう。

内回りの特殊なコースだけに
普段から乗りなれている栗東所属の騎手が
圧倒的に好成績を残していて、
関東の美浦所属の騎手では
蛯名正義騎手が1勝を挙げているのみ。
残りの21回は関西の騎手が勝利しています。

ちなみに、秋華賞が行われる
京都の芝2000m全体を見てみると
川田将雅騎手、クリストフ・ルメール騎手、
ミルコ・デムーロ騎手といった
普段から勝率の高い騎手は、もちろんですが
ベテランの四位洋文騎手も好相性です。

まとめ

牝馬3冠の最終戦・秋華賞の
傾向についてご紹介しました。

ざっとまとめると

  • 道中10番手付近からの差し馬
  • 穴で内枠の馬
  • ディープインパクト産駒が好成績
  • 武、岩田、四位騎手あたりが狙い目

という結果でしたが、いかがでしょうか?

2018年は順調ならば、
上位の馬が強さを発揮しそうですが、
直線が短い内回りコースだけに
果たしてスンナリといくのか?

想像を膨らませながら、
良い予想にたどり着いてください。

秋華賞の過去10年分の
レース結果もご紹介しています。

⇒秋華賞の過去の結果! 10年分のデータを紹介

過去レース動画も紹介しているので
合わせてご覧下さいね。