セントウルステークスとは?過去レースの傾向や発走時間も紹介

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9月に開催される
スプリント王者決定戦
スプリングステークス』。

このスプリングステークスの出走権をかけた
ステップアップ競走のセントウルステークス
9月に開催となります。

サマースプリングシリーズの最終戦としても
指定されている本レースですが、
過去にどんな馬が勝ってきているのでしょう?

今回はこのセントウルステークスとは
どんなレースなのかについて
解説していきたいと思います。

歴代優勝馬だけでなく、
レースの傾向や得意騎手など
詳しくご紹介していきますね!

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セントウルステークスとは? 発走時間&賞金について紹介!

セントウルステークスは
9月上旬にレースが行われます。

まずは2018年度のレースをご覧ください。

過去5レースでは以下の通りに
レースが開催されました。

第32回2018年9月9日
第31回2017年9月10日
第30回2016年9月11日
第29回2015年9月13日
第28回2014年9月14日

また、レース自体が11Rに行われるので
出走時刻は15時〜16時に行われます。

2018年度は15時35分に発走されました。

セントウルステークスの場所や距離は? コース特徴も紹介


出典:http://www.jra.go.jp

セントウルステークスは創設当初より
阪神競馬場にてレースが行われます。

阪神競馬場
  • 所在地:兵庫県宝塚市駒の町1−1
  • コース:右回り

創設した当初、芝1400mだった距離は
2000年から現在の1200mに変更されました。

セントウルステークスのレコードタイム・平均タイムを紹介

ではセントウルステークスの
記録を見ていきましょう!

セントウルステークスでは
過去に1400mで開催されていたので
今の1200mのレースでのタイムで
調べてみました。

セントウルステークスは
第16回にビリーヴが記録した、
1:07.1がレースレコードと言えるでしょう。

その時のレースはこちら!

この他、
過去5レースのタイムは以下の通りです。

第32回1:08.8
第31回1:07.5
第30回1:07.6
第29回1:07.8
第28回1:07.4

1600mのレース平均は
1:07.82となっています。

セントウルステークスの優勝賞金っていくら?

セントウルステークスはGⅡレースですが、
他のステップアップレースに比べ
賞金が少し低いです。

セントウルステークスレース賞金

1着:5900万円
2着:2400万円
3着:1500万円
4着:890万円
5着:590万円
(2018年度開催)

同じステップアップレースである
金鯱賞は、優勝賞金は6200万円です。

しかし、その後のGⅠの格式も
金鯱賞の方が上であることから
少し金額が高くなっているようです。

セントウルステークスの歴代レースや優勝馬・騎手の傾向とは?

レース概要がわかったところで、
ここからは過去のレースを
振り返っていきましょう!

過去、このセントウルステークスで
優勝してきた馬たちには
こんな有名馬もいます。

歴代優勝馬
  • サイレンススズカ
  • メイショウドトウ
  • タップダンスシチー
  • エイシンデピュティ
  • アーネストリー
  • ルーラーシップ
  • スワーヴリチャード

GⅠやGⅡレースで好走している馬が多く
馬券に絡む傾向には有ります。

特に宝塚記念での優勝馬が
多い印象を受けました。

騎手の傾向については
次項で詳しくご紹介していきます!

セントウルステークスの傾向!脚質&血統はどう影響する?

ここからは
セントウルステークスの傾向を
ご紹介していきたいと思います。

過去のレースを振り返り、
歴代優勝馬から
セントウルステークスに強い
血統・騎手、馬年齢など調べて見ました☆

セントウルステークスで有利なのは先行馬?差し馬?

セントウルステークスが開催される
阪神競馬場の1200mは

  • コーナーがゆったりの外回り
  • 直線距離が474mと長い

というコースです。

スタートしてすぐにコーナーを迎えますが、
残り200mまでは
緩やかな下り坂が続いていくので

スピードが出やすく
差しが決まることが多い
言われています。

しかし、さすがはスプリント戦。

スピード勝負ということもあり、
過去5年間の3位入賞馬をみていくと
先行や逃げ馬が多いです。

そのため、一概に
『差しが良い』とは言い切れず、
パワーを持っていれば
先行でも勝ち切れるのです。

セントウルステークスに強い血統・産駒を解説!

セントウルステークスでは
スプリント戦なのでスピード力は必須です。

しかし残り200mでの
高低差2mの急坂があるため
パワーも必要となっていきます。

そのため、歴代優勝馬の血統をみると

スピードとパワーを兼ね備えた
ミスタープロスペクター系の産駒が
絶好調と言えます!

特にアドマイヤムーンの産駒ですね☆

そして母父の血統ではパワー型の
ナスルーラ系が多いようです。

そのほか超パワー系の
ノーザンダンサー系が母父にいたら
こちらも要チェックと言えるでしょう!

セントウルステークスに強い馬年齢は何歳?

セントウルステークスは
3歳以上の馬が出走できる重賞レースです。

そのため、当然ながら出走馬の中には
3歳の馬もいれば7歳8歳の馬もいます。

ではセントウルステークスに強い馬年齢は
何歳なのでしょうか?

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度1着2着3着
2018年(第32回)5歳3歳6歳
2017年(第31回)4歳7歳7歳
2016年(第30回)5歳5歳6歳
2015年(第29回)3歳5歳6歳
2014年(第28回)5歳5歳4歳

このようにしてみると
5歳馬の勝率が高めですね。

スプリント戦では
3歳馬が出てくることは少なく
4歳5歳馬がやはり入賞争いに
出てくる傾向があります。

能力的にも熟している歳ではあるので
目を光らせておいた方が良いでしょう。

セントウルステークスが得意な騎手はだれ?

競馬のレースでは
馬の能力だけでは勝ち上がれません。

その馬に騎乗する騎手も
重要な判断要素と言えます。

ではセントウルステークスを
得意とする騎手は誰なのでしょう?

過去5年間の騎乗騎手は以下の通りです。

開催年度1着騎手2着騎手3着騎手
2018年(第32回)川田将雅デムーロ幸英明
2017年(第31回)デムーロ西田雄一郎浜中俊
2016年(第30回)福永祐一内田博幸川須栄彦
2015年(第29回)藤岡康太岩田康誠武豊
2014年(第28回)丸田恭平戸崎圭太浜中俊

過去5年のレースを振り返ると
たくさんの騎手が入賞しています。

その中でも
デムーロ騎手が1着2着に各1回ずつ
浜中騎手が3着に2回
入賞しています。

この2人が乗る馬は
チェックを入れたほうがいいかもしれません。

セントウルステークスの枠順!内枠と外枠どちらが有利?

馬・騎手と見てきましたが、
枠順もレース展開を占う上で重要な項目です。

過去5年の着順を枠別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第32回)8枠2枠7枠
2017年(第31回)5枠4枠8枠
2016年(第30回)1枠7枠7枠
2015年(第29回)3枠8枠4枠
2014年(第28回)1枠8枠2枠

こうして見ると、7枠、8枠の
入賞率が高めですね。

差し馬が有利と言われるレースですから
位置どりがしやすい外枠の方が
勝率は高いのかもしれません。

セントウルステークスは荒れるって本当?波乱の歴代レースを検証

競馬はギャンブルなので、
やはり馬券を買う以上は
荒れてくれた方が良かったりします。

ではセントウルステークスはどうなのでしょう?

過去5年の着順を人気別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第32回)1人気2人気7人気
2017年(第31回)1人気6人気4人気
2016年(第30回)1人気2人気9人気
2015年(第29回)10人気1人気5人気
2014年(第28回)4人気1人気2人気

なんと1番人気の馬が
必ず3着以内に入賞しています。

そしてそこにやや人気薄の馬が
絡んできていますね。

さらに5年遡ってみても
この流れは変わっていませんでしたので、
1番人気を絡めて馬券を買う方が
良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

今回はセントウルステークスについて
ご紹介していきました。

まとめるとこんな感じです。

セントウルステークスとは
  • 3歳以上の重賞レースで
    スプリントステークスの前哨戦
  • JRA主催のGⅡで芝1200m、
    開催は阪神競馬場
  • スピードとパワーが必要
  • 差しが優位だが、
    先行の入賞率も高め
  • ミスタープロスペクター系が相性◎
  • 1番人気は必ず入賞

阪神競馬場の特性上、
差し馬に軍配が上がる方が多いですが

スプリント戦なので
スピードとパワーを兼ね備えていれば
先行馬でも勝てる要素は十分にあります。

上記のことを踏まえながら
予想を立てて見るのも良いでしょう。

また、この他にセントウルステークスの
過去10年のレース結果を
まとめている記事がありますので
合わせてご紹介します。

セントウルステークスの過去10年の結果!レース成績データまとめ【動画あり】

ぜひレース予想をする上での
参考にして見てください。