青葉賞とは? 傾向や歴代の血統&脚質を調べてみた!

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毎年春に開催されるクラシック路線。

その中でも特に人気の高い
東京優駿(日本ダービー)の
トライアルレースとして開催されるのが
この青葉賞です。

1984年から開催されているレースですが
過去どんな馬が勝ってきているのか
知らない人も多いと思います。

そこで今回は
『青葉賞』とはどんなレースなのか
傾向や歴代の血統などを
解説していきたいと思います。

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青葉賞の出走時間&賞金について紹介!

 

青葉賞は1984年に
東京優駿のトライアル競走、
『日本ダービー指定オープン』として
創設されました。

ウマ
ウマ

創設当初は
GⅡレースじゃなかったんだ!

青葉賞は元々オープン戦で、
1994年にGⅢに、
2001年にGⅡへと格上げされたのよ。

東京優駿と同じコース・距離で
行われる為、

前哨戦の中では最も
距離適性が求められるレースとなっています。

まずは2018年度のレースをご覧ください。

しかし残念なことに、2018年現在まで
青葉賞の勝ち馬で
ダービー馬は誕生していません。

青葉賞の日程はいつ? 出走時間も合わせて紹介

青葉賞は東京優駿の
約1ヶ月前である
4月下旬から5月にかけてレースが行われます。

過去5レースでは以下の通りに
レースが開催されました。

第25回2018年4月28日
第24回2017年4月29日
第23回2016年4月30日
第22回2015年5月2日
第21回2014年5月3日

また、レース自体が11Rに行われるので
出走時刻は15時〜16時に行われます。

2018年度は15時45分に発走されました。

青葉賞の距離は? コース特徴も紹介


出典:http://www.jra.go.jp

青葉賞は創設当時より
東京競馬場にてレースが行われます。

東京競馬場
  • 所在地:東京都府中市日吉町1−1
  • コース:左回り

コース自体が左回りなので、
レースも当然左回りのレースとなっていて、
距離は2400mです。

ウマ
ウマ

青葉賞って
東京優駿と同じ距離なんだね

そうなの。
同じコース、距離だから
前哨戦としては
最も適性が求められるのよ。

このコースは東京優駿だけでなく
優駿牝馬やジャパンCなど
日本を代表する大レースが開催される
大舞台となっています。

最後の直線の途中に高低差2mの急坂がある為
末脚・スピード・瞬発力・スタミナが必要で
差し・追込が非常に有利です。

青葉賞の優勝賞金はいくら?

青葉賞はGⅡレースですが、
3歳限定のレースである為、
他のGⅡのステップアップレースに比べ
賞金が少し低いです。

青葉賞レース賞金

1着:5400万円
2着:2200万円
3着:1400万円
4着:810万円
5着:540万円
(2018年度開催)

同じステップアップレースである
金鯱賞は、優勝賞金は6200万円です。

しかし、4歳以上であれば
どの馬でも出走が可能なことから
少し金額が高くなっているようです。

青葉賞のレコード・平均タイムを紹介

では青葉賞の記録を
見ていきましょう!

青葉賞は第24回(2017年)に
アドミラブルが記録した、
1:23.6がレースレコードとなっています。

その時のレースはこちら!

この他、
過去5レースのタイムは以下の通りです。

第25回1:24.4
第24回1:23.6
第23回1:24.2
第22回1:26.9
第21回1:26.5

平均すると1:26.68となっています。

青葉賞の傾向は? 騎手や歴代のレースについてご紹介!


出典:http://www.jra.go.jp

ここからは青葉賞の傾向を
ご紹介していきたいと思います。

過去のレースを振り返り、
どんな馬が勝ちやすいのか、
青葉賞に強い血統・騎手などいるのか
調べて見ました☆

青葉賞の傾向は脚質や血統によって異なる?

青葉賞はスタート位置が
直線の坂の上りきった地点になっています。

前半は平坦〜下り坂となっていますが、
そこを超えると上り坂が待っており、
高低差はなんと2m!!

前半にスタミナのほとんどを
使い切ってしまうと
後半の坂で力尽きてしまうのです。

そこを踏まえると
坂を登るまでにスタミナを温存し、
最後の直線でかけ抜けるスピードと
豊富なスタミナ、底力を持つ馬
好走しやすい傾向があります。

青葉賞に有利な脚質はどれ?

上記でもご紹介した通り、
青葉賞はコースの特性上、

レース後半までスタミナを温存し、
最後の直線で一気に駆け抜ける
スピードと底力が必要となってきます。

その為、差し・追込タイプが
好走できることでしょう。

青葉賞に強い血統はあるの? 産駒も合わせて解説!

青葉賞の過去の着順を見ていくと
ディープインパクト産駒が3着以内に!

ディープインパクト産駒は
早熟で、バランスが良い万能血統と言えます。

またその他、
サンデーサイレンス系の産駒が好調です。

サンデーサイレンス系の産駒は
スタミナ型なので、
東京のコースにはぴったりなのでしょう。

青葉賞の得意な騎手は誰なの?

競馬は馬の力だけで
勝敗が決まるスポーツではありません。

その馬たちに騎乗する騎手たちによっても
レース展開は変わってきます。

では青葉賞を得意とする騎手は
いるのでしょうか?

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度1着騎手2着騎手3着騎手
2018年(第25回)蛯名正義石橋脩福永祐一
2017年(第24回)デムーロ岩田康誠秋山真一
2016年(第23回)内田博幸四位洋文ルメール
2015年(第22回)川田将雅蛯名正義田辺裕信
2014年(第21回)吉田豊シュタル戸崎圭太

満遍なく様々な騎手が入っていますが
中でも蛯名騎手が3着以内に2回入っています。

さらにもう5年遡ってみると
以下の通りになります。

開催年度1着騎手2着騎手3着騎手
2013年(第20回)蛯名正義勝浦正樹北村友一
2012年(第19回)蛯名正義松岡正海北村宏司
2011年(第18回)安藤勝己蛯名正義ウィリア
2010年(第17回)横山典弘内田博幸福永祐一
2009年(第16回)内田博幸柴田善臣幸英明

蛯名騎手と内田騎手の名前が
ちらほらと出ています。

この2人は要チェックしておいた方が
良いかもしれませんね。

青葉賞の枠で有利なのはどこ?

馬・騎手と見てきましたが、
枠順も予想するのに重要な要素と言えます。

過去5年の着順を枠別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第25回)5枠7枠5枠
2017年(第24回)7枠7枠5枠
2016年(第23回)5枠4枠8枠
2015年(第22回)4枠2枠3枠
2014年(第21回)6枠1枠7枠

こうして見ると、5枠と7枠が
入賞していますね。

青葉賞は
差し・追込の勝率が高いレースです。

差し・追込を得意とする馬は
レースでは馬群の中から後ろらへんに
ポジションをとりますので、

中から外にかけての枠の方が
入賞する率も高いということですね☆

青葉賞は荒れる? 歴代のレースを検証!

競馬はギャンブルなので、
馬券を買って楽しんでいる人にとっては
荒れてくれた方が良かったりします。
(その分予想するのは大変ですが(汗))

そんな青葉賞はどうなのでしょか?

過去5年の着順を人気別で見てみましょう!

開催年度1着2着3着
2018年(第25回)6人気7人気1人気
2017年(第24回)1人気4人気8人気
2016年(第23回)4人気5人気1人気
2015年(第22回)1人気4人気5人気
2014年(第21回)10人気1人気4人気

1番人気の馬が必ず3着以内に入賞しています。

その他、4番人気・5番人気の馬が
入賞している率が高いようです。

ごく稀に人気薄の馬が
入賞することもありますが

青葉賞はそこまで大きくは
荒れないようですね。

まとめ

出典:https://ナツの競馬予想.com

いかがでしたでしょうか?

今回は青葉賞について解説していきました。

まとめるとこんな感じです。

青葉賞とは
  • 東京優駿のトライアルレース
  • JRA主催のGⅡで芝2400m、
    開催は東京競馬場
  • スピードの他、スタミナ、底力も必要
  • 差し・追込が優位
  • ディープインパクト産駒強め
  • 1番人気はほぼ必ず入賞
  • 蛯名騎手、内田騎手の入賞率高め

ディープインパクト産駒だけでなく、
スタミナ型のサンデーサイレンス系の
産駒も目が離せません。

上記のことを踏まえながら
予想を立てて見るのも良いでしょう。

また、この記事の他に
青葉賞の過去10年のレース結果を
まとめている記事がありますので
合わせてご紹介します。

青葉賞の過去10年の結果! レース成績まとめ【動画あり】

ぜひレース予想をする上での
参考にして見てください。