2018年3歳牡馬世代、ダノンプレミアム、
ワグネリアン、エポカドーロなど
このように~年生まれの
世代単位で呼ばれます。
特にこの3歳クラシック路線の間は
まとめて呼ばれることが多く、
また他の年と比べて
弱い強いなどといわれることがあります。
では実際にこれまで
何年の世代が強かったのでしょうか。
競馬の最強世代、
BEST10でふりかえっていきたいと思います!!
競馬の最強世代は?黄金期BEST10
競馬の最強世代といえば
何年の年なのでしょうか。
ディープインパクトの年?オルフェーヴルの年?
それとも3強世代?
BEST10で見てきましょう!
1995年生まれの世代
まず、一つ目1995年生まれの世代です。
1995年生まれの世代には、
エルコンドルパサー、グラスワンダー、
スペシャルウィーク、セイウンスカイ
などすさまじいメンバーがそろっています。
- エルコンドルパサー
勝ち鞍;ジャパンカップ、サンクルー大賞典、NHKマイルカップ
- スペシャルウィーク
勝ち鞍:ダービー、天皇賞秋、天皇賞春、ジャパンカップ
- アグネスワールド
勝ち鞍:アベイ・ド・ロンシャン賞、ジュライカップ
- エアジハード
勝ち鞍:安田記念、マイルチャンピオンシップ
- ウイングアロー
勝ち鞍:JCD、フェブラリーステークス
- ファレノプシス
勝ち鞍:エリザベス女王杯、桜花賞、秋華賞
1991年生まれの世代
次に1991年生まれの世代です。
この年の生まれといったら
ナリタブライアンですね。
- ナリタブライアン
勝ち鞍:三冠、有馬記念、朝日杯
- サクラローレル
勝ち鞍:有馬記念、天皇賞春
- オフサイドトラップ
勝ち鞍:天皇賞秋
2009年生まれの世代
次に2009年生まれの世代です。
ジャンティドンナや、ゴールドシップ、
この年の生まれは牡馬だけでなく、
牝馬がかなり強い世代です。
- ジェンティルドンナ
勝ち鞍:有馬記念、ドバイシーマクラシック、ジャパンカップ(2連覇)、牝馬三冠
- ゴールドシップ
勝ち鞍:有馬記念、天皇賞春、宝塚記念(2連覇)、皐月賞、菊花賞
- ジャスタウェイ
勝ち鞍:安田記念、天皇賞秋、ドバイデューティーフリー
- ストレイトガール
勝ち鞍:ヴィクトリアマイル(2連覇)、スプリンターズステークス
- ホッコータルマエ
勝ち鞍:チャンピオンズカップ、川崎記念、東京大賞典、JBCC、帝王賞
- サンビスタ
勝ち鞍:チャンピオンズカップ
2008年生まれの世代
次に2008年生まれの世代です。
この年の生まれはなんといっても
オルフェーヴル世代です。
上記の2009年生まれの世代と
合わせてもこの2世代はすさまじかったですね。
- オルフェーヴル
勝ち鞍:有馬記念(2011,2013)宝塚記念、三冠
- ロードカナロア
勝ち鞍:安田記念、高松宮記念、スプリンターズステークス、香港スプリント(2連覇)
- リアルインパクト
勝ち鞍:ジョージライダーステークス、安田記念
- グレープブランデー
勝ち鞍:フェブラリーステークス、ジャパンダートダービー
- ホエールキャプチャ
勝ち鞍:ヴィクトリアマイル
2004年生まれの世代
次に2004年生まれの世代です。
この世代といえばウオッカ、
ダイワスカーレットを主とした、
圧倒的牝馬世代でした。
- ウオッカ
勝ち鞍:阪神ジュベナイルフィリーズ、ダービー、ヴィクトリアマイル、安田記念、ジャパンカップ、天皇賞秋
- ダイワスカーレット
勝ち鞍:桜花賞、秋華賞、有馬記念、エリザベス女王杯
- ドリームジャーニー
勝ち鞍:有馬記念、宝塚記念、朝日杯
- ローレルゲレイロ
勝ち鞍:高松宮記念、スプリンターズステークス
2002年生まれの世代
次に2002年生まれの世代です。
この年はあの3冠馬
ディープインパクトの生まれ年です。
ディープインパクトばっかりが
目立っていますが、
ダート路線でも大物が生まれた年でした。
- ディープインパクト
勝ち鞍:三冠、天皇賞春、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念
- カネヒキリ
勝ち鞍:JCD(2勝)、フェブラリーステークス、東京大賞典、川崎記念、ダービーグランプリ、ジャパンダートダービー
- ヴァーミリアン
勝ち鞍:JCD、フェブラリーステークス、東京大賞典、帝王賞、川崎記念、JBCC(3勝)
- シーザリオ
勝ち鞍:オークス、アメリカンオークス
1989年生まれの世代
次に1989年生まれの世代です。
この年生まれの馬たちは
短距離路線の黄金期を作りましたね。
- ライスシャワー
勝ち鞍:天皇賞春(2勝)、菊花賞
- トロットサンダー
勝ち鞍:安田記念、マイルチャンピオンシップ
- サクラバクシンオー
勝ち鞍:スプリンターズステークス(2勝)
- ニシノフラワー
勝ち鞍:スプリンターズステークス、桜花賞、阪神3歳牝馬ステークス
- シンコウラブリイ
勝ち鞍:マイルチャンピオンシップ
1993年生まれの世代
次に1993年生まれの世代です。
この年の生まれの馬といえば、
あの天皇賞秋でぶつかった
エアグルーヴ対バブルガムフェローの年です。
- エアグルーヴ
勝ち鞍:天皇賞秋、オークス
- バブルガムフェロー
勝ち鞍:天皇賞秋、朝日杯
- シンコウウインディ
勝ち鞍:フェブラリーステークス
- マサラッキ
勝ち鞍:高松宮記念
1996年生まれの世代
次に1996年生まれの世代です。
この年の生まれの馬といえば
和田竜二との名コンビで有名な
テイエムオペラオー、
クラシック世代は3強で沸かせた、
アドマイヤベガ、ナリタトップロードですね。
・テイエムオペラオー
勝ち鞍:皐月賞、宝塚記念、天皇賞秋、天皇賞春(2勝)、ジャパンカップ、有馬記念
・ナリタトップロード
勝ち鞍:菊花賞
・アドマイヤベガ
勝ち鞍:ダービー
・トロットスター
勝ち鞍:高松宮記念、スプリンターズステークス
・トゥザヴィクトリー
勝ち鞍:エリザベス女王杯
・メイショウドトウ
勝ち鞍:宝塚記念
2006年生まれの世代
最後に2006年生まれの世代です。
この年といえば、圧倒的にブエナビスタの世代。
あまり牡馬のほうではパッとしませんでしたね。
・ブエナビスタ
勝ち鞍:阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、オークス、ヴィクトリアマイル、天皇賞秋、ジャパンカップ
・トランセンド
勝ち鞍:JCD(2勝)、フェブラリーステークス、南部杯
・ナカヤマフェスタ
勝ち鞍:宝塚記念
・アンライバルド
勝ち鞍:皐月賞
・ロジユニヴァース
勝ち鞍:ダービー
競馬で最強の兄弟といえば?
競馬は血統でつながっています。
有名は馬の兄や弟が同様に
活躍した例もたくさんありますよね。
一方で同じ血統の弟でも兄ほどの活躍をできず、
がっかりというパターンも数多く見ます。
今回はその中で最強の兄弟を
見ていきたいと思います。
ビワハヤヒデ&ナリタブライアン
まず初めに、ビワハヤヒデと
ナリタブライアンの兄弟です。
ビワハヤヒデの父がシャルード、
ナリタブライアンの父が
ブライアンズタイムの半弟です。
両方とも母はパシフィカスです。
ビワハヤヒデ
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
16戦10勝 | 8億9767万5000円 | 菊花賞、天皇賞春、宝塚記念 |
3歳時は皐月賞、
ダービーと勝つことは出来ませんでしたが、
菊花賞を勝ってからは素質が開花。
4歳時にも天皇賞春から
宝塚記念を勝つなど順風満帆でしたが、
天皇賞で屈腱炎を発症してしまい、
引退を余儀なくされました。
ビワハヤヒデ
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
21戦12勝 | 10億2691万6000円 | 三冠、有馬記念、朝日杯 |
3歳時に三冠達成。
兄のビワハヤヒデが
宝塚記念を快勝したこともあり、
兄弟対決が期待されました。
しかし、その兄は天皇賞秋で
屈腱炎を発症してしまい引退。
兄弟対決は夢に終わりました。
その兄の分も期待された
ナリタブライアンは
その年の有馬記念を快勝して
翌年もナリタブライアン旋風が期待されました。
しかし子関節炎を発症その後も
なかなか力が戻らず
期待された成績を残すことは出来ませんでした。
この2頭の兄弟は活躍した時期もかぶっており、
過去最強ともいえます。
しかし期待された兄弟対決は実らず、
結局どちらも故障で
思った活躍もできませんでした。
順風満帆で2頭がいっていたら
どうなっていたんでしょうかね。
オグリキャップ&オグリローマン
次にオグリキャップと
オグリローマンの兄弟の紹介です。
母は同じくホワイトナルビーで、
オグリキャップのほうの父はダンシングキャップ、
ローマンのほうはブレイヴェストローマンです。
オグリキャップ
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
32戦22勝 | 9億1251万2000円 | 有馬記念、マイルチャンピオンシップ、安田記念など |
笠松でデビューをして、
8連勝を含む12戦10勝を記録した後に、
中央競馬入り、
そのあとも重賞12勝(G1を4勝)
という偉大な記録を達成しました。
オグリローマン
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
15戦7勝 | 1億4772万3000円 | 桜花賞 |
兄同様、笠松競馬でデビュー。
7戦6勝の記録を残して中央競馬入り。
兄が達成できなかった
クラシック制覇を期待されました。
中央競馬初戦、エルフィンステークスは
しんがりに敗れるも、
次のチューリップ賞は2着。
本番の桜花賞でも3番人気に支持されました。
結果1着になり、
兄が夢見たクラシック制覇を達成しました。
しかしそのあとは思ったように活躍できず、
翌年1月に骨折したこともあって引退しました。
この兄弟は活躍した時期が全く違いました。
しかしどちらとも地方から出てきた馬で、
しかも中央のG1を勝ちました。
さらには兄オグリキャップが夢見た
クラシックを妹オグリローマンが
見事に制覇しました。
この地方からでてきて
G1を勝つような兄弟は
もう一生出てこないでしょう。
ダイワメジャー&ダイワスカーレット
次に、ダイワスカーレットと
ダイワメジャーの兄弟です。
どちらも母はスカーレットブーケ。
ダイワメジャーの父はサンデーサイレンスで、
ダイワスカーレットの父は
アグネスタキオンです。
この2頭の生まれは3年も違いますが、
1度だけ同じレースを走りました。
ダイワメジャー
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
28戦9勝 | 10億6181万0900円 | 皐月賞、天皇賞秋、マイルチャンピオンシップ(2連覇) |
2003年にデビューをして、
2004年にはクラシック皐月賞を制覇。
持病の喘鳴症が悪化して不振に陥りましたが、
2006年には天皇賞秋や
マイルチャンピオンシップなど
短中距離の一線級の馬になりました。
ダイワスカーレット
戦績 | 獲得賞金 | 主な勝ち鞍 |
12戦8勝 | 7億8668万5000円 | 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念 |
2006年にデビューをして、
同世代のウオッカとは
ライバル関係として名勝負を繰り広げました。
デビューをしてから12戦8勝、
2着4回ということもあり、
すべてのレースで連対を果たしました。
3歳時に出走した有馬記念では
兄ダイワメジャーとの同レース出走がかない、
結果はダイワスカーレットが2着、
ダイワメジャーが3着と
兄弟そろって好成績を残しました。
この兄弟は同じ時期に走ったこともあり
かなり有名になり、あのナリタブライアン一族の
パシフィカスとも比べられて、
スカーレットブーケは
名牝といわれるようになりました。
まとめ
今回は競馬の最強世代や
最強兄弟についてみてきました。
競馬をこの頃始めた人では
なかなか昔の馬の名前など知る機会もなく、
ピンとこない人がほとんどでしょう。
しかしその血統というものは
今の新聞上でも載っています。
母の名前や父の名前などで
昔の名馬たちが今も受け継がれているのです。
そのように
競馬は血統のスポーツで受け継がれます。
これからはその血統について
少し興味を持って気になった馬は
調べてみてください!