桜花賞とは? レースの場所&距離や発走時間をご紹介!

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牡馬の期待馬が目指すのは日本ダービーですが
期待の牝馬が目標とするのが桜花賞。
牝馬3冠の中でも、特に関係者が
欲しいというタイトルです。

前身となるレースが創設されてから
80年の歴史を誇る牝馬路線
最高の名誉あるタイトル・桜花賞。

そんな桜花賞とはどんなレースなのか?

数々の名牝が勝ち馬に名を連ねる
桜花賞が行われる場所や距離など
基本情報をご紹介していきます

春の訪れを告げる伝統のG1について
一緒に見て行きましょう!

▼過去10年分のデータはこちら

桜花賞の過去の結果! 10年分のデータを紹介
桜花賞は3歳牝馬の3冠を かけた最初のレースです。 過去10年の結果を見てみると、 桜花賞の1~3着に入った馬は 19頭が前走にチューリップ賞に 出走しています。 また前走にチューリップ賞以外の エルフィンステークや クイーンカップを走った...

桜花賞の過去レースの結果や動画も
紹介していますので、ご覧下さいね。

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桜花賞のレースについて紹介

桜花賞は牝馬3冠レースの第1弾で
5大クラシック競走の1つ。
3歳牝馬のみが出走できるレースです。

1939年にイギリスの1000ギニーを模範に
中山四歳牝馬特別の名前で創設。

戦後に桜花賞という名前に変更され
現在に至ります。

レースの日程! いつ行われるの?

桜花賞は、その名の通り桜の季節に
行われます。

1950年代までは5月や3月に
実施されていたこともありますが
1960年代に入ってからは、概ね
4月上旬に固定されています。

競馬界のカレンダーでは

第2回阪神6日目

が桜花賞のレース日程。

現在では、大阪杯の翌週、皐月賞の前週に
実施されています。

例年、スタート付近の桜が満開の中
行われている春の訪れを感じさせる一戦。

今ほどG1が多くなかった時代からの
競馬ファンにとっては、ここから
春の競馬シーズンが始まるという
印象を持っている人が多いレースです。

レースの出走時間! 何時から走るの?

JRAのG1レースのほとんどは、
15時40分が発走時刻になっています。

桜花賞も例外ではなく、この10年はすべて
15時40分が出走時間となっていますので
この時間を目安にするのが良いでしょう。

ただし、出走時間は諸事情によって
変更になる場合がありますので
出馬表に書かれた時間を
確認するようにしてください。

桜花賞のレース場所の紹介

出展:https://ja.wikipedia.org

先ほど少しご紹介しましたが、
桜花賞は阪神競馬場で開催されます。

創設当初は中山競馬場の1800mでしたが、
東京競馬場、京都競馬場を経て
1950年から阪神での芝1600mのレースとして
定着しました。

現在では、阪神のマイルでは
阪神ジュベナイルフィリーズ、
朝日杯フューチュリティステークスも
実施されています。

以前は内枠が有利の小回りコースでしたが
改修後は直線が長くなり、枠の有利不利も
なくなり紛れが起きにくいコースとして
知られている阪神のマイルコース。

G1が3度も行われる
このコースの特徴を見て行きましょう。

下の記事では桜花賞のレース傾向や
得意な騎手について解説していますので
こちらもご覧下さいね。

⇒桜花賞の傾向とは? 歴代の血統や産駒について解説!

レースの距離は芝1600m!

桜花賞は創設時に参考にした
イギリスの1000ギニーを同じく
芝1600mで行われます。

牝馬3冠レースの中では、最も短い距離ですが
コースが広く、コーナーが2回だけ
さらに直線が長く、急坂が待ち構えているので
単純なスピード比べになりにくいのが特徴。

3歳の4月に行われるので、
仕上がりの早さにプラスして
瞬発力とパワーも要求される
女王決定戦にふさわしいコースです。

外回りコースのゴール前の急坂が特徴!

桜花賞が行われる阪神の芝1600mですが、
向こう正面からスタートし、コーナーは
2回だけというゆったりとしたコース。

外回りコースを使用するために
最初のコーナーまでが440m、
最後の直線が470mあるため
じっくりと進めることができるコースです。

4コーナーから直線途中まで下り坂、
ゴール直前に急坂が待ち構えているので
差し馬にも十分にチャンスがあるのが特徴。

直線の坂は、高低差1.8m、勾配1.5%と
JRAのコースの中では、中山競馬場
中京競馬場に次ぐ、急坂が
最後に待ち受けています。

また、最後の直線で内回りコースと
合流する地点でインの進路が一瞬広がるので
内に閉じ込められる心配が少ないというのも
外回りコースの特徴です。

レースのレコード・平均タイムを紹介

続いて、桜花賞の時計面を見て行きましょう。

レコードは2018年のアーモンドアイが
記録した1分33秒1

■2018年桜花賞

圧巻の末脚で一冠目を獲得し、
その後のオークスで二冠を達成しました。

過去10年の桜花賞の勝ちタイムは

  • 1分33秒台…5回
  • 1分34秒台…3回
  • 1分35秒台…1回
  • 1分36秒台…1回

という結果。

ひどく馬場が悪い年はありませんが
雨の影響が残ると1分34秒以上というのが
例年の桜花賞の勝ちタイム。

良馬場ならば33秒台での決着となる
傾向が見られます。

雨が残りそうのない年ならば
1分33秒台で走れる馬でないと
馬券圏内は難しいと言えるでしょう。

桜花賞の優勝賞金はいくら?

最後に桜花賞の賞金を見てみましょう。

  • 1着 1億500万円
  • 2着 4200万円
  • 3着 2600万円
  • 4着 1600万円
  • 5着 1050万円

5着以内に入ると牝馬3冠の第2戦
オークスへの優先出走権を獲得できます。

また、桜花賞にはトライアルレースが
設定されていて

  • チューリップ賞…3着以内
  • アネモネステークス…2着以内
  • フィリーズレビュー…3着以内

に入ると、桜花賞への優先出走権を
獲得できるので、1勝馬でも
出走できるチャンスがあります

まとめ

今回は、牝馬クラシックの初戦
桜花賞の基本情報をご紹介しました。

阪神競馬場の外回りコースになってから、
力通りの結果になることが多く

ダイワスカーレット、ブエナビスタ
アパパネ、ジェンティルドンナ
ハープスターといった
名牝が優勝してきました。

くま

世代№1となって、名牝への道を
歩み出すのはどの馬なのか?

そんな目線を持ちながら
若き牝馬たちの決戦をお楽しみください。

こちらの記事では桜花賞のレース傾向や
歴代のレースについて解説しています。

⇒桜花賞の傾向とは? 歴代の血統や産駒について解説!

また桜花賞の過去10年分のレース結果
についてもまとめてみました。

⇒桜花賞の過去の結果! 10年分のデータを紹介

どちらの記事もレース予想に
お役立てくださいね。