ロードカナロアとは?成績・産駒・血統や過去のレース動画紹介!

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最強の短距離馬と言えばどの馬を
思い浮かべるでしょうか?

1200mの鬼、サクラバクシンオー、
短距離牝馬ビリーヴ、
などたくさん候補がいます。

しかし私は短距離と言えばこの馬、
ロードカナロアだと思います。

今回はその最強短距離馬ロードカナロア
について話していきたいと思います。

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ロードカナロアの成績/戦績は?

まずロードカナロアの成績/戦績から
見ていきたいと思います!

生涯成績:19戦13勝

主な勝ち鞍:
スプリンターズステークス
(2012年、2013)
香港スプリント
(2012年、2013)
高松宮記念、安田記念

201012月にデビュー、
見事に勝利を飾ります。

そしてあけて2011年、2戦目ジュニアカップ、
3戦目500万以下では両方2着に終わります。

しかしドラセナ賞では見事に勝利、
葵ステークス、京洛ステークスでも
勝利をあげます、そして
11月の京成杯でも
勝利を挙げて初の重賞制覇となります。

2012年はシルクロードステークスから
始動して勝利、高松宮記念では
1人気に
支持されるも
3着に敗れます。

スプリンターズステークスでは見事に
1着となり、初G1勝利となりました。

12月の香港スプリントに出走すると
見事に勝利して、日本馬初の制覇となります。

2013年は阪急杯から始動、ここも無難に完勝、
高松宮記念では
1.3倍の1人気となり、
ドリームバレンチノ以下を抑えて勝利します。

そして1600mの安田記念に出走、
ここでも見事に勝利を挙げます。

秋はセントウルステークスから始動、
2着に敗れますが、
次走のスプリンターズステークス、
そして香港スプリントは見事に完勝。

ここで引退しました。

ロードカナロアの獲得賞金は?

国内外のG1レースを勝利したロードカナロア、
その獲得賞金を見ていきます。

獲得賞金:6億6995万8000円

1710万香港ドル

短距離馬としてはかなり稼いでいます。

サクラバクシンオーでさえ5億、
ビッグアーサーも
3億ほどと
それらに比べるとかなり稼いでいる
ことがわかります。

何よりも取りこぼしが本当に少なかった
ことが大きいですね。

ロードカナロア・伝説のレース動画を紹介!

ではそのロードカナロアが出走した中で
3つレース動画をピックアップして
紹介していきたいと思います。

その3つは安田記念、
スプリンターズステークス
(2012)
香港スプリント
(2013)です。

1.安田記念

まず一つ目はロードカナロアが
初挑戦の距離となった安田記念です。

1200mでは圧倒的でしたが、初の1600m
いうこともありロードカナロアは
4.0倍の1人気2人気にグランプリボス、
3人気にはショウナンマイティが
続いて混戦模様となりました。

レースはシルポートが先頭を奪う展開。

ロードカナロアは中盤でレースを進めます。

4角でシルポートが後続を離して逃げます。

そしてロードカナロがエンジンをかけて
ダノンシャークと並んで追いかけます、
その外からショウナンマイティも
追ってきますがその追撃をわずかに防いで
見事にロードカナロアがマイル戦でも
力を見せつけました。

2.スプリンターズステークス

2つ目はロードカナロアの初G1勝利と
なりましたスプリンターズステークスです。

人気はスプリント女王カレンチャンが
2.5倍の1人気、そしてロードカナロアが
4.4倍の2人気で続きます。

ロードカナロアは道中10番手、
カレンチャンは道中
4番手付近で
レースを進めます。

4角ではカレンチャンが外から、
そしてその後ろからロードカナロアが
進出します。

直線ではいったん先頭に立つカレンチャンを
外から見事にロードカナロアがとらえて
G1勝利をあげます。

3.香港スプリント

最後はロードカナロアの引退レース
となりました香港スプリントです。

ロードカナロアの引退レースとなった
香港スプリント、
2連覇を目指します。

6番手付近でレースを進めます。

4角を過ぎて馬なりで進出、そして
追い出してからはほかの馬とは段違いの脚。

追ってからは5馬身差の圧勝。

1200m戦で5馬身差を見せつけて
その力をいかんなく発揮しました。

ロードカナロアの血統は?

ロードカナロアの父母、
血統を見ていきたいと思います。

父:キングカメハメハ

母:レディブロッサム

父のキングカメハメハは現役時に
変則2
冠を達成した名馬
種牡馬しても多くのサンデー系牝馬と
配合して活躍馬をたくさん出しています。

主な活躍馬

  • ローズキングダム
    朝日杯フューチュリティステークス、ジャパンカップ
  • アパパネ
    牝馬三冠、ヴィクトリアマイル
  • ロードカナロア
  • ラブリーデイ
    宝塚記念、天皇賞秋
  • ドゥラメンテ
    皐月賞、ダービー
  • レイデオロ
    ホープフルステークス、ダービー

母のレディブロッサムは現役時は
900万以下どまりの馬でした。

しかし繁殖牝馬としてはロードカナロアを
輩出していますが、ほかに目立った馬は
現在のところ出していません。

ロードカナロアの性格って?

ロードカナロアの性格について
みていきます。

母レディブロッサムはかなり気性が荒く、
その子のロードカナロアも当然そのようになる
と思われていました。

しかしいい意味でそれが引き継がれて、
闘争心や勝負根性というものに変わって
レースでいい結果を出していました。

されどおとなしいというわけではなく、
気性は荒いがそれがいいほうに向いていました。

ロードカナロアの脚質は?

ロードカナロアの脚質に
ついてみていきます。

デビューから4戦は逃げる競馬も
していましたが、やや気性に
落ち着きが出てからは控える競馬も
しており、先行や差す競馬も行っていました。

ロードカナロアの騎乗騎手は誰?

ロードカナロアに乗った騎手は
誰なのでしょうか?

ロードカナロアには5人の騎手が乗っています。

大きなレースはすべて岩田康誠騎手
乗ったときに勝っており、主戦騎手ですね。

  • 古川吉洋(新馬戦のみ)
  • 蛯名正義(2戦目のみ)
  • 福永祐一(3戦目と京洛ステークスから函館スプリントステークスまで)
    主な勝ち鞍:京成杯、シルクロードステークス
  • 岩田康誠(セントウルステークスから最後まで)
    主な勝ち鞍:スプリンターズステークス(2連覇)、高松宮記念、安田記念、香港スプリント(2連覇)

ロードカナロアの馬主は?

ロードカナロアの馬主さんに
ついて見ていきたいと思います。

ロードカナロアの馬主さんは
ロードホースクラブです。

中村伊三美さんを代表とした、
レディやロードから始まる冠名で有名です。

主な所有馬

  • ロードカナロア
  • レディアルバローザ
    中山牝馬ステークス
  • レディパステル
    オークス、中山牝馬ステークス、府中牝馬ステークス
  • ロードクエスト
    新潟2歳ステークス、京成杯オータムハンデキャップ

ロードカナロアの産駒は?

ロードカナロアの産駒は活躍馬が
出ているのでしょうか。

見ていきたいと思います。

引退後は社台スタリオンステーションで
種牡馬生活を送っており初年度は
250頭もの種付頭数、そして
その次の年は
267頭と増えています。

また産駒も初年度から活躍馬を出しています。

産駒は短距離だけでなく、2400m
オークスでも勝利しており
その可能性は無限大に広がります。

主な産駒

  • アーモンドアイ
    桜花賞、オークス
  • ステルヴィオ
    スプリングステークス

ロードカナロアが最強といわれるのは?

ロードカナロアは世界最強短距離馬
いわれます。

その理由を見ていきます。

スプリンターとしてどんなレースでも適応して、
また世界最高峰のスプリント路線といわれる
香港でもなだたる名馬を倒して
2連覇しました。

その衝撃はサクラバクシンオーを
超えるものがありますし、取りこぼしが
少なかったのも魅力的です。

その強さは誰もが認める最強ぶりですし、
産駒も早速有力馬がたくさん出ています。

その最強ぶりを受け継ぐ馬がいるのは
心強いことです。

まとめ

今回は日本が世界に誇るスプリンター、
ロードカナロアについて話してきました。

その最強ぶりは世界でも
披露してその時代敵はいませんでした。

それゆえイギリスやフランスのG1レースにも
出てもっともっとその名を世界に
轟かせてほしかったというのも正直あります。

こんな強い馬は今後しばらく
出てこないかもしれません。

ロードカナロア産駒から親を超すような馬が
出てくることことを愉しみにしましょう。