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レネゲードは買ってはいけない?後悔・燃費の評価&車中泊できる?

車種

レネゲードは買ってはいけない?

スモールSUVの概念を覆した「レネゲード」は、ジープらしさを残しながらも「新しさ」を感じさせる遊び心あるデザインが好評です。

しかし、いざレネゲードを購入検討するとなると「どういう人が買ってはいけないのか」「人気なポイントは?」などが気になりますよね。

この記事では、購入検討されている人に向けて、レネゲードの素晴らしいところや注意したいポイントを解説していきます。

自動車ディーラーで勤務している筆者が分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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レネゲードを買ってはいけない5つの理由とは

引用元:Jeep-Renegade(レネゲード)

レネゲードを「買ってはいけない」と評価される際、よく挙げられる意見や理由は以下の通りです。

以上を分析すると、レネゲードに対して感じやすい不安は、輸入車特有の「維持費の高さ」「故障の頻度」に関することだとわかります。

特にレネゲードはデザインやサイズ感が優れているので、多くのドライバーから関心を寄せられています。

まずはレネゲードを買ってはいけないと言われる理由について、詳しく確認していってみましょう。

①燃費が悪い?

レネゲードの燃費はカタログ数値で14.3km/Lで、ボディーサイズ・排気量から比較すると、決して燃費が悪い車というわけではありません。

しかもレネゲードには通常のガソリン車と、燃費向上を目指したプラグインハイブリッド(PHEV)の2パターンが展開されています。

充電環境が整えられるのであれば、ガソリンエンジンとパワフルな電気モーターの走りを楽しめる「Limited 4xe」を検討するのも良いでしょう。

▼レネゲードのカタログ燃費性能

Limited
(ガソリン車)
Limited 4xe
(PHEV)
燃費(WLTCモード) 14.3km/L 17.3km/L

なお、現行のレネゲードはハイオク仕様のみで、実走値は11.59km/Lというアンケート結果が確認されました。
※参考サイト:みんカラ-ジープ レネゲードの燃料タイプ別グラフ

もちろん国産車の「アクア」や「フィット」のような低燃費を特徴にしている車のようにはいきませんが、燃費に関するネガティブな意見は多くありません。

オーナーの多くが「思ったよりは燃費が良い」「許容範囲」と捉えている様子です。

▼ライバル車と比較した燃費性能

車種 燃費
レネゲード
( ジープ)
14.3km/L
エクストレイル
(日産)
19.7km/L
ミニ クロスオーバー
(ミニ)
13.5km/L~
T-CROSS
(フォルクスワーゲン)
16.9km/L

※e-power搭載車

②レネゲードは後悔する?

レネゲードに限らず、車選びで後悔するかしないかは、購入前にその車の特徴や弱点を理解し、使用するシチュエーションを考慮できているかによって変わってきます。

レネゲードを選んで後悔しやすいポイントは「維持の手間と費用」「取り回しの難しさ」が挙げられます。

▼レネゲードを購入して後悔しやすいポイント

  • 燃費が悪いと感じる場合がある
  • ハイオク車なので、燃料代がかさむ
  • 修理やメンテナンス代金が、国産車よりも高額になりやすい
  • ボディサイズが大きく小回りが利きにくい
  • 上り坂でのパワー不足を感じやすい

昨今、品質改善や進化が目覚ましいジープ車ですが、国産車と比較すると細かな故障が発生する頻度が高いことが知られています。

環境やメンテナンス頻度によって故障の度合いは異なりますが、マメな手入れが必要になることは間違いありません。

取り回しや使い心地は個人の主観に左右されますが、メンテナンス面はどの車にも必ず必要なポイントです。

どんなに故障しにくいと評価される車を選択しても、メンテナンスをおろそかにしたり使用したい環境に合わなければ後悔に繋がります。

メーカー推奨のメンテナスを行うことや、車を使いたいシチュエーションを加味したうえでレネゲードを選択すれば、きっとよい相棒になってくれるでしょう。

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③維持費が高い?

レネゲードを新車で購入した場合、主にかかる年間の維持費をまとめてみました。

▼維持費の比較(年間1万キロ走行として)

レネゲード
(LIMITEDの場合)
ミニ クロスオーバー
(1500ccの場合)
燃料代 約11万円※1
(ガソリン車:14.3㎞/L)
約12万円※1
(ガソリン車:13.5㎞/L)
自動車税 30,500円/年 34,500円/年
車検総額 約70,000円~
(重量税・自賠含む)
約70,000円~
(重量税・自賠含む)

※1 ガソリン1L当たり155円で算出

保険等級や保証内容、駐車場の有無などによっても細かく変わってきますので、購入前に年間の維持費用をシミュレーションすることがオススメです。

なお、レネゲードの維持費は輸入車の中で比較すると、比較的控えめだと言われています。

▼維持費に関する口コミ

輸入車の中では安いほうですがFiat製(イタ車)なので完璧な状態を維持しようとすると疲弊するかもしれませんね。多少の不具合は個性のうちくらいに考えたほうがいいかも。 引用元:carview-n_e********さん

輸入車の中では安いほうと思います。あくまで輸入車の中では。  引用元:carview-ref********さん

ただし、「細々とした故障の発生頻度が高い」「燃料がハイオク」といった、出費が重なりやすい条件も備えていることを理解している方が安心です。

故障内容によってはメーカーが無償で修理してくれるケースもあります。保証を上手く活用したいですね。

④故障しやすい?

レネゲードは、輸入車特有の軽微な故障を指摘されることが多く見られますが、足回りやエンジンなどの車の中枢に関わる機能の故障は少ないことが口コミからもわかります。

▼故障のしやすさに関する口コミ

実際所有してますが、自走不可レベルの故障はありません。軽微な不具合程度ならありました。 引用元:carview-ez4********さん

実際所有してますが、故障はありません。 引用元:carview-ゴッドネロスさん

レネゲードはイタリアの自動車メーカー「Fiat社」と共同開発された車で、エンジンなどの主だった機構はFiat社に準じています。

そしてFiat社も「小さな故障が多い」と知られており、レネゲードオーナーたちも「ある程度は仕方がない」と割り切っている人が多いようです。

アメリカの市場調査機関であるJ.Dパワー社が発表した自動車耐久ランキングでジープは27位で、平均スコアより低い評価となっています。J.D POWER-2020年プレスリリース

平均より低いスコアとはいえ、この自動車耐久ランキングにおいてジープは年々順位を上げており、耐久性の改善に努めている姿勢がうかがえます。

故障の発生確率を下げるためにはこまめなメンテナスがとっても重要になるので、メーカー推奨の定期点検はもちろん、セルフチェックも意識して行いましょう。

⑤後部座席が狭い?

レネゲードは全長4,255mm×全幅1,805mmといわゆる「3ナンバー」が振り分けられるほど大きなボディーですが、後部座席が狭いという口コミが目立ちます。

▼後部座席が狭いという口コミ

フルフラットにはならない後部座席。(仕方ないけど。)あともう少しばかり欲しい室内の静粛性。引用元:みんカラ-レネゲード@ko0226

荷室がちょっと狭いですが、工夫すればなんとかなります。 引用元:みんカラ-レネゲード@Tattuuu

以上のように後部座席・荷室の狭さを感じる意見はあるものの、荷物を載せたい場合は後部座席を倒すなどの工夫をすることで十分な活躍を見せてくれます。

2人乗りメインなら十分なスペースを確保できます。

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引用元:Jeep-Renegade(レネゲード)-ギャラリー

レネゲードが人気な理由に、以下の3つのポイントがよく挙げられます。

レネゲードは、アクティブで武骨なデザインが多いジープの中でも一風変わったオシャレなデザインが好評で、女性オーナーを格段に伸ばした画期的な車種でもあります。

昨今のSUVブームを追い風に着実に販売台数を伸ばしている、スモールSUV「レネゲード」の人気ポイントを3つ詳しくご紹介していきます。

①ジープならではのデザイン

レネゲードはジープ史上最少のスモールSUVとして発売されたものの、ジープらしいデザインエッセンスをしっかりと継承しており、オフロードの走行も問題ありません。

ジープ特有の丸いヘッドライトや、7スロットグリルを備えたフロントも健在で、ブランドの伝統と現代のニーズを取り入れた「新しいジープ」といえる存在へと昇華されています。

▼レネゲードのデザインが評価される理由

  • ジープの特長を持ったまま新しさも感じる
  • 日本の街乗りにもピッタリなサイズ感
  • 武骨すぎない都会的な雰囲気

一目惚れして購入を決意したという声が非常に多いので、それだけデザイン性が優れている証拠ですね。

②内装の高級感

レネゲードの内装は高級感が漂うブラックが美しいレザーシートで、柔らかい座り心地のため長時間の運転でも快適なドライブを楽しむことができます。

またメーカーオプションには大きな空を望めるパノラミックサンルーフを設定できるなど、遊び心も満載です。

▼レネゲードの内装のポイント

  • リッチブラックの高級感あるシート
  • フロントシートはヒーター機能を内蔵
  • 細かな仕掛けがあるセンターコンソールは使い勝手が抜群

インテリアパーツはアウトドアをテーマにデザインされているそう。タコメーターにもちょっとした仕掛けがありますよ。

③最新の安全性能

レネゲードの素晴らしさは見た目だけに収まらず、搭乗者を守るために搭載された最新の安全性能の高さにも反映されています。

▼レネゲードの安全性能

  • 高張力スチールを約70%使った強固なモノコックボディ構造
  • 7つのエアバッグ
  • 車線逸脱警報システム搭載などの各種センサー機能
  • 駐車時の安全サポートシステム

機能面での安全性能はもちろん、万が一の衝突時もしっかりと居住部を守るように設計されています。

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レネゲードで車中泊はできる?

引用元:Jeep-Renegade(レネゲード)-ギャラリー

レネゲードは1泊程度の車中泊なら、荷物を載せていても問題なく行うことができます。

四角い車なので、コンパクトサイズながらスペースの確保が行いやすく、後部座席のシートを倒してエアマットを敷くと大人でも快適に眠ることが可能です。

工夫次第で奥行きスペースは175cm程度が取れ、さらに対角にマットを敷くと約190cmのスペースが確保できます。

就寝時は荷物をラゲージ下や助手席に置いて、収納スペースとしましょう。

更にルーフレールが標準装備されているので、工夫次第でより快適な空間を作り出すことができます。

まとめ

ここまで、ジープ「レネゲード」を買って後悔しないかを解説してきました。

▼まとめ

  • レネゲードの燃費は14.3km/Lで、悪い評価ではない
  • ジープの伝統と新しさを融合させたモダンなSUVとして評価
  • 国産車と比べると、細かな故障が発生しやすい
  • 後部座席がやや狭いが、工夫できる余地がある
  • 差槇の安全性能を搭載している

今までとは違う雰囲気を持つレネゲードは、日本の道路事情にも適用しやすいコンパクトSUVとして、サイズ感・デザイン面での人気が高い車種です。

他の人とは一味違う車でカーライフを送りたい方にはピッタリのレネゲードを、是非チェックしてみてくださいね。

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