ホープフルステークスとは? 賞金や出走時間についてご紹介

スポンサーリンク

JRAで最も新しいG1レースの1つが
ホープフルステークス。

希望に満ちた

という意味にぴったりな、2歳馬たちが
翌年のクラシック戦線に希望を見出すべく
暮れの中山を舞台に戦います

G1としては、まだ1回。
現在の競馬場になってからは4回だけ。

と歴史が浅いホープフルステークスですが、
前身となるレースから見てみると
34回の歴史があり、多くのクラシックホースを
出してきた出世レースです。

そんなホープフルステークスの
コースや距離、賞金など
基本的な情報をご紹介していきます。

▼過去10年分のデータはこちら

ホープフルステークスの過去の結果! 10年分のデータを紹介
ホープフルステークスは2017年より G1レースに昇格されました。 今までは有馬記念でG1レースが 終わりでしたが、 もう一週楽しみが増えましたね。 ホープフルステークスの1~3位までに 入っている馬の前走レース結果を見ると 1位が21頭・...
スポンサーリンク

ホープフルステークスのレースについて紹介

出展:https://twitter.com/

1984年に、ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス
という名前のG3として創設されたレースが
前身となるホープフルステークス。

当初は、阪神競馬場のマイルが舞台でした。
91年に牡馬・騙馬のレースにリニューアルし
距離が2000mに延長されると

クラシックに直結するレース

として注目を集めます。

その後、2014年に皐月賞と同じ
中山芝2000mを舞台に変更。

と同時に、名前をホープフルステークスに改称。
2017年にG1に昇格しました。

阪神芝2000m時代

ナリタタイシン、タヤスツヨシ、
アドマイヤベガ、アグネスタキオン、
ザッツザプレンティ、ロジユニヴァース
ヴィクトワールピサ、エピファネイア、
ワンアンドオンリー

というクラシックホースを輩出。

ホープフルステークスとなってからも
レイデオロがダービーを制し
出世レースというイメージを保っています。

レースの日程! いつ行われるの?

出世レースと言われるホープフルステークスは
いつ行われるのでしょうか?

2014年の中山競馬場に移ってからは、
有馬記念の前に行われていました。

しかし、G1に昇格した2017年は、
有馬記念の次の開催日である
12月28日に実施されました。

今年2018年も12月28日(金)に
ホープフルステークスは行われます。

今後も中央競馬の締めくくり日に
開催されるG1レースとして
定着していくことが予想されます。

レースの出走時間! 何時から走るの?

ホープフルステークスの出走時間ですが、
G1昇格初年度の2017年は15時30分でした。

他のG1レースでは、15時40分発走が
多いのですが、ホープフルステークスは
少し早い時間に設定されていました。

発走時間は、レースによっては
毎年のように変更される場合がありますので
出馬表に書かれている時間を
確認するようにしてください。

ホープフルステークスのレース場所の紹介

続いては、ホープフルステークスが行われる
場所についてご紹介します。

ホープフルステークスは、クラシック第1弾
皐月賞と同じ、中山芝2000mを
舞台に行われています。

こちらの記事では
ホープフルステークスのレース傾向や
得意な騎手などを紹介しています。

一緒にご覧下さいね。

ホープフルステークスの傾向とは? 歴代の血統について紹介

レースの距離が延長されて2000mに!

先ほど、少しご紹介しましたが、
元々は、阪神競馬場で行われていた
牝馬限定のマイル重賞だった
ホープフルステークス。

その後、牡馬・騙馬のG3となったタイミングで
阪神芝2000mに変更されました。

その後、牝馬も出走可能になりましたが、
多くの牡馬クラシックホースを輩出し、
2歳王者決定戦の朝日杯FSよりも
高い評価を受ける時期もありました

2014年に朝日杯FSと入れ替わる形で
中山競馬場の芝2000mに変更。

皐月賞と全く同じ条件で行われる
2歳G1なので、今後どれだけ
成績が連動してくるのか気になる所です。

最後の直線が長くないのがコースの特徴

中山競馬場の芝コースは、G1が行われる
競馬場で最も直線が短いコースです。

直線が短く、比較的小回りなので、
基本的には先行馬有利なのですが、

直線の急坂が曲者

最後の直線に急な上り坂があるので
底力も求められるコースとなります。

中山の2000mを克服するには、
スピードやスタミナといった基礎能力に
器用さとパワーを併せ持つ必要があります。

レースのレコード・平均タイムを紹介

中山の2000mとなってから
まだ4回しか行われていない
ホープフルステークスの
タイム面を見てみましょう。

G1に昇格して1回目となる2017年の
タイムフライヤーの2分1秒4が
レコード扱いとなっていますが

最もタイムが速かったのは2016年の
レイデオロの2分1秒3。

また、中山に移ってからの4年間は
いずれも良馬場で2分1秒台での
決着となっています。

馬券圏内に入るには、2歳の12月時点で
2分2秒を切れる能力が必要と言えそうです。

ホープフルステークスの優勝賞金はいくら?

2歳G1ホープフルステークスの賞金は

2017年の場合

1着 7000万円

2着 2800万円

3着 1800万円

4着 1100万円

5着 700万円

同じく2歳限定のG1である
朝日杯フューチュリティステークスと
同一金額となっています。

2歳重賞が充実したことにより、
クラシックの出走ラインがアップしているので
期待馬にとっては、2着に入って本賞金を加算。

皐月賞、ダービーの出走権を
確固たるものにして
余力を持ったローテーションを
組めるようにしたい思惑も有るレースです。

まとめ

昇格したばかりのG1レース
ホープフルステークスの
基本情報をご紹介しました。

多くの活躍馬を出してきた
出世レースが前身というだけあって
未来のスター候補が集う
そんなレースになっていくでしょう。

有馬記念が的中した方も
そうじゃなかったという方も
年末最後の運試しに
ホープフルステークスを予想してみては
いかかがでしょうか?

下の記事ではホープフルステークスの
レース傾向や血統について
解説しています。

ホープフルステークスの傾向とは? 歴代の血統について紹介

またホープフルステークスの
過去10年分のレース結果を
一覧でご紹介しています。

⇒ホープフルステークスの過去の結果! 10年分のデータを紹介

こちらも合わせてご覧いただき
レース予想にお役立てください。