アイネスフウジンとは?産駒・血統や過去のレース動画をご紹介!

スポンサーリンク

ダービー馬、
アイネスフウジンを知っているでしょうか?

1990年代に走った馬ですが
今でもその馬の事を
忘れられないという人がたくさんいます。

過去1番盛り上がった
ダービーといっても過言ではない気がします。

そのダービーを勝った
アイネスフウジンという馬について
今回はふりかえっていきたいと思います。

スポンサーリンク

アイネスフウジンの成績/戦績は?


出典:http://lynyrdburitto.hatenadiary.com/
まずアイネスフウジンの
成績/戦績から見ていきたいと思います!

生涯成績主な勝ち鞍
8戦4勝朝日杯3歳ステークス 皐月賞

1989年にデビューすると、
初勝利までに3戦もかかってしまいました。

しかしそのあとの
朝日杯3歳ステークスでは
先行から抜け出し、
マルゼンスキーのレコードタイで勝利しました。

明けて1990年、
共同通信杯に勝利しますが
皐月賞のステップレース、

弥生賞ではメジロライアンに敗れてしまい、
1.9倍の1人気ながら4着に敗れてしまいます。

そしてリベンジをと臨んだ皐月賞。

ここでも1番人気に支持されますが、
ハクタイセイに首差負けてしまい、2着。

そして次走のダービー。
メジロライアン、ハクタイセイに続く
3人気と人気を落としてしまいますが、

逃げたアイネスフウジンが逃げ切り、
最後はメジロライアンに
1馬身と1/4をつけて完勝。

しかもコースレコードでした。

しかし、レース直後に
脚部不安を発症しており、
向こう正面から検量室へ戻ることができず
スタンド前から引き上げました。

夏以降、復帰を目指しましたが
脚部不安が残り引退。

現役生活に終わりをつげました。

アイネスフウジンの獲得賞金は?


出典:https://plaza.rakuten.co.jp/
わずかダービーまでで
現役生活を終えたアイネスフウジン。

その獲得賞金はいくらなのでしょうか。

獲得賞金

2億4440万9200円

ダービーと朝日杯3歳ステークス、
この2つのG1勝利で稼いだ賞金です。

昔はダービーの賞金が
今よりも9000万も安く、
1億1000万でした。

そのため獲得賞金も
現在の感覚よりは少なくなっています。

アイネスフウジン・伝説のレース動画を紹介!

ではそのアイネスフウジンのレース動画を

1.朝日杯

2.皐月賞

3.ダービー

の3つピックアップして
紹介していきたいと思います。

1.朝日杯

まず1つ目、
アイネスフウジンの初G1勝利となりました、
朝日杯3歳ステークスです。

出走馬はカムイフジ、サクラサエズリ、
クロスキャストが人気で、
アイネスフウジンは
5人気でそこまで期待はされていませんでした。

レースは逃げる牝馬の
サクラサエズリを4角から早めに
アイネスフウジンが捕まえに行き、
直線はこの2頭のたたき合いになります。

最後はサクラサエズリを競り落として、
2馬身半差の完勝。

2勝目とは思えないその強さを見せました。

2.皐月賞

2つ目、アイネスフウジンが
1冠目の制覇を目指した皐月賞です。

出走馬は前走きさらぎ賞を勝った
ハクタイセイや、
弥生賞でアイネスフウジンに勝った
メジロライアンなどがいました。

その各馬を抑えて、
アイネスフウジンが
4.1倍の1人気になりました。

レースは先行策をとった
アイネスフウジンが4角で
先頭をとらえて抜け出しを図ります。

しかし、外から
ハクタイセイが突っ込んできて、
最後は首差とらえられて
2着に敗れてしまいます。

この敗因は逃げることができなかったからと述べられています。

3.ダービー

そして最後はもちろん
アイネスフウジンの
伝説のレース日本ダービーです。

人気は1人気にメジロライアン、
2人気にハクタイセイ、
そして3人気にアイネスフウジンとなりました。

東京競馬場に変わったことで
追い込み脚質のメジロライアンが人気をして、
この東京競馬場、
しかもダービーの舞台で逃げ切ることは
難しいとされて3人気までに落としました。

レースは、スタートして
アイネスフウジンは

そこまでスタートは早くありませんでしたが、
皐月賞の負けを生かして
強引に先頭を奪いに行きます。

3番手にハクタイセイ、
後方からメジロライアン
という形でレースは進みます。

しかも後続を4馬身ほど離しての逃げ。

3角の大欅を過ぎたあたりでカムイフジ、
ハクタイセイが早めに並びかけます。

しかし直線に向くと、
アイネスフウジンは2頭をさらに引き離し、

外から追い込んでくる
メジロライアンを
1馬身と1/4引き離して見事に逃げ切ります。

そして集まった19万6517人の
観客がナカノコールを行い、
この盛り上がりは伝説になっています。

アイネスフウジンの血統は?


出典:https://ameblo.jp/

アイネスフウジンの父や母、
血統はどのようなものなのでしょうか、
見ていきたいと思います!

シーホークテスコパール

父シーホークは
サンクルー大賞を勝った
海外の名馬です。

種牡馬成績としては
モンテプリンスやモンテファストなどの

天皇賞春の勝ち馬や、
ウイナーズサークル、
アイネスフウジンといった
ダービー馬も輩出しました。

母のテスコパールは
現役時は病気の影響から

競走馬としては
デビューできませんでしたが、
繁殖牝馬になりました。

アイネスフウジンは
そのテスコパールの7頭目の産駒でした。

また、アイネスフウジンが
ダービーを優勝した後、
双子の子供を授かっていることが判明して
珍しい事例になりました。

その子は両方ともデビューしましたが
勝利を飾ることは出来ませんでした。

アイネスフウジンの性格って?

アイネスフウジンの気性は、
性格はやはり逃げ馬ゆえ荒いのでしょうか。

見ていきたいと思います!

アイネスフウジンの気性が
荒いといわれることはありませんでした。

気性はかなりおとなしく、
しかしレースでは前向きな性格だったといいます。

扱いにくいということもなく、
抑えようと思えば
いくらでも抑えることができました。

アイネスフウジンの脚質は?


アイネスフウジンの脚質は
やはり逃げなのでしょうか?

みていきます。

アイネスフウジンの
ベストの脚質は逃げといえるでしょう。

皐月賞で
逃げることができなく負けていることや、

スタミナ豊富な産駒を輩出する
父の影響から、
逃げて逃げて何ぼの馬だったと考えます。

アイネスフウジンの騎乗騎手は誰?


出典:https://blog.goo.ne.jp/

アイネスフウジンには
生涯を通じて1人の騎手しか騎乗していません。

その騎手とは誰なのでしょうか。

その騎手は中野栄治騎手です。

ダービーでのナカノコールで
一層有名になりました。

騎乗フォームが
美しい騎手としてかなり有名です。

現在は調教師として活動しています。

主な馬としてトロットスターで
スプリンターズステークスを制しています。

アイネスフウジンの馬主は?

アイネスフウジンの馬主さんは個人馬主です。

その人を知っているでしょうか。

アイネスフウジンの馬主さんは
小林正明さんといいます。

ゲインズなどを経営しており、
F1のスポンサーにも名を連ねました。

1988年に馬主資格を取ると、

1999年にアイネスフウジンで

朝日杯G1を勝利、
さらに翌年にはダービー制覇と、
トントン拍子となりました。

その後、会社の業績悪化もあり、
1998年自殺をしました。

アイネスフウジンの産駒は?

アイネスフウジンの産駒は
活躍しているのでしょうか、
みていきます。

種牡馬入り後は産駒に恵まれず、
一度は種牡馬引退も検討されましたが、
2000年にファストフレンドが帝王賞、
東京大賞典を勝ち、
種牡馬生活を続行しました。

主な産駒

  • ファストフレンド 

 帝王賞 東京大賞典 東海ステークス

  • アミー

 浦和桜花賞

アイネスフウジンが最強と言われるのは?

アイネスフウジンはちまたで
最強のダービー馬といわれています。

その理由を説明したいと思います。

基本的にダービーは
逃げ切ることが難しいといわれています。

ダービーを逃げ切った馬は数頭しかいません。

その中にもちろん
アイネスフウジンも名を連ねます。

しかしその中でも
メジロライアンを封じたという点で
最強のダービー馬とされています。

メジロライアンはそのあと、
有馬記念ではオグリキャップに迫る2着や、
宝塚記念ではメジロマックイーン、
ホワイトストーンを抑えて勝利を重ねています。

そのメジロライアンに対して
逃げ切るという偉業を
東京競馬場で成し遂げました。

それゆえ
最強のダービー馬といわれているのです。

アイネスフウジンの死の理由は?

アイネスフウジンは
種牡馬生活を送っていた
2004年4月5日に死亡しました。

その理由は、腸捻転です。

17歳での若い死となりました。

腸捻転は
あのナリタブライアンもかかった病ですね。

たくさんの有名馬を奪っていく病です。

まとめ


出典:https://blogs.yahoo.co.jp/

今回は19万人という
歴代最多ファンの人数を集めた
日本ダービーの勝ち馬、
アイネスフウジンについて話してきました。

残念ながらダービー後は
脚部不安で引退してしまいましたが、
その実力は
同期のメジロライアンから
十分なほど伝わります。

また、あの伝説のナカノコールは
地響きのようなもので生で
経験してみたいものです。

これから、あれくらい競馬が盛り上がり
ナカノコールのような
盛り上がりが返ってくるのを期待しましょう。