マヤノトップガンとは?血統&産駒・名勝負レース動画をご紹介!

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伝説のレースといえば何のレースを
思い浮かべるでしょうか?

オグリキャップの有馬記念、
オルフェーヴルのラストラン、
サイレンススズカの毎日王冠など
伝説のレース動画の候補はたくさんあります。

しかし、その中でも
マヤノトップガン
VSナリタブライアンの
阪神大賞典は本当に伝説のレースとして
挙げる人が多いのではないのでしょうか。

今回はそのレースを行った
マヤノトップガンについて詳しく
見ていきたいと思います。

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マヤノトップガンの成績/戦績は?

まずマヤノトップガンの
成績
/戦績から見ていきます。

生涯成績:21戦8勝

主な勝ち鞍:菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春

1995年の1月にデビューをした
マヤノトップガン。

デビュー戦はダートで1人気に
支持されますが、
5着でした。

そのあと4戦目で初勝利、そして7戦目で
500
万以下を勝利しました。

そして9戦目で900万以下を勝利して、
次走は菊花賞ステップの神戸新聞杯に
出走します。

そこでは5人気で見事2着に入り、
さらにもう
1つのトライアル京都新聞杯にも
出走してまたもや
2着。

上位と僅差のレースを行いました。

そして菊花賞では主役不在で
1人気はダンスパートナー、
マヤノトップガンは
3人気になりました。

レースではレコードタイムでの完勝

そのあとは有馬記念に出走して、
見事にここでも勝利して
G1を2連勝となり、
年度代表馬にも選ばれています。

あけて1996年には阪神大賞典から始動して、
このレースが伝説のレースとなります。

ナリタブライアンとのマッチレースになり、
たたき合いを負けて僅差の
2

次の天皇賞春では2人気でしたが
サクラローレルに敗れて
5着、
そのあとの宝塚記念では見事に完勝。

秋はオールカマーから始動ますがここは4着、
天皇賞秋でも
2着、有馬記念でも7着と
勝てないレースが続きます。

1997年も阪神大賞典から始動します。

見事に完勝して復活の勝利。

そして天皇賞ではサクラローレル
などを差し切って
1着。

そのタイムは世界レコードでした。

天皇賞後はジャパンカップを目指しますが
調教中に浅屈腱炎を発症して
925日に引退発表となり
現役生活に終わりを告げます。

マヤノトップガンの獲得賞金は?

G1を4勝したマヤノトップガン。

その獲得賞金を見ていきたいと思います。

獲得賞金:8億1039万

ライバルのナリタブライアンは
1026916000円で、まけてはいますが

秋の菊花賞から本格化したので
前半戦の皐月賞、ダービーなどの
獲得賞金がないことを考えると
十分すごいですね。

マヤノトップガン・伝説のレース動画を紹介!

マヤノトップガンの阪神大賞典を
含めたレース動画を
3つピックアップして
紹介していきたいと思います。

その3つは、菊花賞、
阪神大賞典
(4歳時)、有馬記念(3歳時)です。

1.菊花賞

まず1つ目はマヤノトップガンのG1初勝利
となりました菊花賞です。

1人気はオークス馬ダンスパートナー、
2人気はナリタキングオー、そして
3人気にマヤノトップガンとなり
かなり混戦模様と予想されました。

サンデーウェルが逃げる展開で
ダンスパートナーは
9番手、
ナリタキンングオーは
5番手、

そしてマヤノトップガンは4番手と
前の位置取りでレースを進めました。

4角では早くも先頭に立つと、
外からダンスパートナーがきますが
マヤノトップガンの脚はまったく劣りません。

そのまま逃げ切って見事に
G1初勝利となりました。

2.阪神大賞典

そして2つ目はマヤノトップガンと
ナリタブライアンのマッチレースとなった
阪神大賞典です。

人気はマヤノトップガンが2.0倍の1人気、
2人気にはナリタブライアンが2.1倍で
続いて一騎打ちが予想されました。

スティールキャストが逃げるゆったりとした
展開の中、
3角からマヤノトップガンが先頭、
そしてその外からナリタブライアンが
追いかけるように並びかけます。

そして4角では後続を引き離してこの2頭の争い。

直線はひたすらお互い譲らず
マヤノトップガンとナリタブライアンが
差して差し返されが続き、

最後はほぼ並んでわずかに
ナリタブライアンが1着。

3着にはなんと9馬身差もつけて
マッチレースは伝説のレースとなりました。

3.有馬記念

最後はマヤノトップガンが
3歳時に出走した有馬記念です。

1人気はヒシアマゾン、
2人気はナリタブライアン、
3人気にジュニュイン、

4人気にサクラチトセオー、
5人気にタイキブリザードとなり
マヤノトップガンは
6人気でした。

メンバーは素晴らしいメンバーが
そろってその中でマヤノトップガンは
6人気と決して評価は高くありませんでした。

そしてレースはマヤノトップガンが
積極的に引っ張る流れ、
ヒシアマゾンは
9番手、
ナリタブライアンは
6番手からレースを進めます。

3角から4角では各馬が動いてくる中、
戦闘はマヤノトップガン、

そして2番手から必死にナリタブライアンや
サクラチトセオーが迫ろうとする中、
その差は一切縮まらず
2馬身差の完勝でした。

マヤノトップガンの血統は?

マヤノトップガンの父母、
その血統を見ていきたいと思います。

父:ブライアンズタイム

母:アルプミープリーズ

父のブライアンズタイムは
たくさんの名馬を輩出しました。

1996年から11年連続でリーディング3位以内で、
その人気は多大なものでした。

主な産駒

  • ナリタブライアン
    三冠、有馬記念
  • マヤノトップガン
  • サニーブライアン
    皐月賞、ダービー
  • シルクジャスティス
    有馬記念
  • ファレノプシス
    桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯
  • タイムパラドックス
    ジャパンカップダート、帝王賞など
  • タニノギムレット
    ダービー

母のアルプミープリーズはアメリカの馬で、
現役時は1度も出走しませんでした。

そして1988年に日本に輸入されて、
1992年にマヤノトップガンを出産

その後も期待されましたが、
1994年に死亡してしまいました。

マヤノトップガンの性格って?

マヤノトップガンの性格についてみていきます。

マヤノトップガンは気性にむらがあって
レースごとにかなり気分に上下があった馬
そのため負けるときは
あっさり負けることも多くありました。

マヤノトップガンの脚質は?

マヤノトップガンの脚質は
どのようなものだったのでしょうか。

マヤノトップガンはすべてのレースで
勝ったパターンが違う自在性の脚質でした。

その自在性も気性的なことから
毎レースいろんなところから
レースをする馬でした。

マヤノトップガンの騎乗騎手は誰?

マヤノトップガンに乗った騎手は
誰だったのでしょうか。

マヤノトップガンの鞍上についてみていきます。

マヤノトップガンには合計で
2人の騎手が乗りました。

  • 武豊(デビュー戦と3戦目から5戦目まで)
  • 田原成貴(2戦目と6戦目以降すべて)

主な勝ち鞍:菊花賞、有馬記念、天皇賞春、宝塚記念

マヤノトップガンの馬主は?

マヤノトップガンの馬主は誰なのでしょうか。

マヤノトップガンのオーナーについて
見ていきたいと思います。

マヤノトップガンの馬主さんは
田所佑さんという方です。

田所さんは医者で、
阪神タイガースの専属ドクターも務めました。

冠名は「マヤノ」(神戸市にある摩耶山から)
「マックス」を用いました。

2005年に80歳で亡くなっています。

たくさんの活躍馬を所有しました。

主な所有馬

  • マヤノトップガン
  • マックスビューティ
    桜花賞、オークス
  • マヤノジョウオ

 京都牝馬ステークス、北九州記念

マヤノトップガンの産駒は?

マヤノトップガンの産駒についてみていきます。

引退後マヤノトップガンは
優駿スタリオンステーションで
種牡馬生活を送ります。

ブライアンズタイムの後継種牡馬をして
期待されました。

しばらくは程々の成績を上げていましたが
G1勝利といった後継種牡馬には
巡れません
でした。

しかし2009年にはチャクラが
種牡馬入りしています。

2015311日で種牡馬を引退しています。

主な産駒

  • プリサイスマシーン
    スワンステークス、阪急杯、中日新聞杯
  • バンブーユベントス
    日経新春杯
  • チャクラ
    ステイヤーズステークス、目黒記念
  • ムスカテール
    目黒記念

マヤノトップガンVSナリタブライアン

マヤノトップガンとナリタブライアンは
あの阪神大賞典でも戦いライバとして
有名です。

彼らは過去に3度対決しています。

  • 1995年有馬記念
    マヤノトップガン1
    ナリタブライアン4
  • 阪神大賞典
    マヤノトップガン2
    ナリタブライアン1
  • 天皇賞春
    マヤノトップガン5
    ナリタブライアン2

ナリタブライアンが2勝1敗で勝利しています。

ナリタブライアンはマヤノトップガンが
出てきたときはもう晩年でした。

それに対してマヤノトップガンは全盛期。

その差をもってしてもナリタブライアンが
勝利をしていて、その力は素晴らしい
といえます。

もしナリタブライアンが全盛期との時に
対決していたらどうなっていたのか
気になります。

まとめ

今回はマヤノトップガンについ話してきました。

自在的な脚質でどこからでも
レースをできる馬でした。

しかしG17回も出ているのに、
1番人気になったことが宝塚記念しかなく、
周りのレベルの高さもあったと思いますが、
あまり実力は認識されていなかったのかも
しれません。

しかしあの阪神大賞典のレースから見ても
過去の中でかなり強い馬だと思います。

種牡馬としてもなかなか活躍していないため
名前を聞く機会もだんだん減っていくのかも
しれませんが、あの活躍は心にとどめて
おいて下さい。