競馬をすると未成年は罰則が!違法になるって本当?

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携帯ゲームアプリには
いくつもの種類があり、

CMでは今をときめく
俳優やアイドルが出演し、
何かと注目を集める日本競馬界。

私が学生時代には同世代で
ごく僅かしかいなかった競馬ファンも
最近は若い世代のファンが
増えてきたなと実感します。

でもそもそも競馬は公営ギャンブル。

未成年がやって大丈夫なのでしょうか?
他のギャンブル同様に罰則があるのでは?

そこで今回は
未成年が競馬をした時の罰則
について徹底調査してきました。

  • 未成年が競馬をすると違法になるのか?
  • 条件付きであればしてもいいのか

など、詳しくご紹介します。

 

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競馬で未成年はバレる?バレない?

冒頭でも少し触れましたが、
競馬は『公営ギャンブル』です。

競馬は競馬法、
競輪は自転車競技法、
競艇はモーターボート競走法
それぞれの法律で未成年は賭けを行うことが
禁止されています。

パチンコ・スロットにおいては
18歳未満の入場も風営法で禁止されています。

そのため、未成年と思わしき人物には
居酒屋店やタバコ購入時と同様
年齢確認が入ります。

もちろん、これに応じなければ
馬券を購入することはできないのです。

競馬場に入場できるの?

競馬場に行くと、
小さい子が走り回っている姿を目撃します。

私も幼い頃は両親と叔母に連れられ
競馬場へ行っていたそうです。

でも競馬は未成年でないとできないのなら
入場ももちろんできないはず…

実は入場に関しては
保護者同伴ならば未成年でも入場可能です。

例え0歳児であっても
競馬場に入場することはできるのです!

(引用元:JRA)

これは中山競馬場ですが、
なんとキッズスペースや授乳室まで!

そして競馬場ならではというべきか
ポニーリンクまで併設されているのです。

子供も遊べて、競馬もできるとなれば
競馬ファンのお父さんやお母さんには
嬉しい限りですね☆

ただしWINSに関しては
馬券購入が目的の建物のため
未成年入場は禁止されていますのでご注意を!

補導されてしまうの?

未成年が競馬場を行き来しているくらいでは
補導されることはありません。

しかし、未成年の馬券購入は
競馬法第28条によって禁止されています。

年齢を隠して馬券を購入した場合
JRA職員による厳重注意や、
警察による補導が行われます。

逮捕されてしまうの?

未成年が馬券購入すると補導されるのですから
もちろん売り手、譲渡した側も罰則はあります。

詳しくは次項でご説明しますが、
相手が未成年なのを知っていて
販売・譲渡しをすると罰金に処されます。

しかし両者ともに
逮捕されたという事例はなく、
競馬法にも明記はありません。

しかし、未成年への販売ではないですが、
2015年と2016年に
競馬法第29条違反(馬券購入)で
逮捕された事例もあります。

第29条は競馬に関する政府職員や
調教師、騎手、厩務員、事務員が
勝馬投票券の購入または譲渡しをしてはいけない
というもの。

それを厩務員がネット投票を通じて
馬券購入していたのです。

ということはJRA側が悪質だと判断すれば
逮捕されることもあるということですね(汗)

法律に触れてしまうの?

日本競馬は競馬法に基づいて運営されています。

その競馬法にはこんな記載があります。

第28条:未成年は勝馬投票券を購入し、または譲り受けてはならない。

第34条:第28条又は第29条の規定に違反する行為があった場合において、その行為をしたものがこれらの規定により勝馬投票券の購入又は譲受けを禁止されているものであることを知りながら、その違反行為の相手方となった者(その相手方が販売者であるときは、その販売にかかる行為をした者)は50万円以下の罰金に処する。
(引用元:JRA)

ということは、20歳になるまでは
馬券の購入も、代理購入も罪に問われます。

また、相手が未成年だと知りながら
馬券の販売、譲渡した場合は
50万円以下の罰金が課せられるのです。

大学生は大丈夫なの?

一昔前は例え20歳であっても
学生の馬券購入は禁止されていました。

ですが今は法が改正され
学生であるなしに関わらず
20歳以上であれば誰でも
馬券購入ができるようになりました☆

そもそも学生でないことを
証明する方が難しいですしね(^^;)

競馬で未成年は払い戻しできるのか?

競馬は見るのも楽しいですが、
見るだけではなく馬券を
購入したくなることもあります。

ですが、上記でも話した通り
未成年は馬券を購入できません。

ですが、馬券の発行も払い戻しも

  • 競馬場やWINSへ行って
    自分で記入したマークシートとお金を
    機械に入れるだけ。
  • ネットで購入する。

人を介さなくてもできてしまうのです。

競馬場やWINSでは職員の目が光っているので、
未成年が購入した瞬間に補導されます。

もしも高額配当だった場合は
窓口での受け取りとなり、対面で行われます。

ではネットの場合はどうでしょうか。

ネットで購入するのは可能?

人を介すことなく取引ができる
インターネット投票。

人の目がない分、未成年からすれば、
ここなら馬券が買えるかも…
と淡い期待を持つことでしょう。

ですが現実はそんなに甘くはありません。

例えネット上であったとしても
未成年の馬券購入はできないのです。


(引用元:JRA)

まず、馬券を購入したくても
未成年ではネット投票の契約ができません。

また、保護者や別人名義を利用し購入した場合、
違法となり、自分も名義を貸してくれた人にも
罰則が与えられます。

ネット契約ができなければ、
馬券購入もできないので、
払い戻しは当然できないということですね。

ネットを含めた詳しい馬券購入の仕方は
こちらに載っているので
ぜひ参考にして見てください。

⇒競馬の初めての買い方は? ウィンズ&ネットで馬券の購入方法!

親が同伴なら大丈夫?

例え未成年でも親同伴なら
競馬場への入場が可能ですが、
払い戻しに関しては話が変わってきます。

基本的に親が一緒であっても
未成年は馬券が購入できません。

未成年には馬券を買う権利もなく
馬券の所有権も与えられないのです。

もしも未成年が買った馬券だとバレれば
仮に当選していても没収されます。

そこで親が代わりに購入し、
子供に渡せば”譲渡し“となり
競馬法違反となって罰金の対象です。

万が一、親御さんの馬券が当たり
子供が『親の馬券です』と言って
代理で払い戻しに行ったとしても
払い戻しはされません。

『親の代理で…』と言っても
最悪の場合、没収されます。

せっかく当たっても
没収されたら嫌ですから、
未成年に代理を頼むのはやめましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は未成年の馬券購入について
ご紹介してきました。

今は子連れが多いためか
キッズスペースなどがきちんと完備されている
競馬場も多く、個人的にとても驚きました(汗)

CMやスマホアプリで少し身近になった分
未成年が興味を持ちやすくなってしまった
近代の競馬ですが、

『公営ギャンブル』なので
未成年に対する規制は厳しいです。

みんなで嫌な思いをせず
楽しく競馬ができるように
ルールはきちんと守りましょう☆