皐月賞とは? 日程やレースの場所・距離をご紹介!

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3歳馬のみが出走できるクラシックレース。
その中で

いぬ

速い馬が勝つ!

と言われているのが皐月賞。

牡馬3冠レースの初戦ということで、
注目を集めるレースです。

3冠の中では最も距離が短いものの
世代最初のトップクラスのレースとあって
ダービーよりも3冠目の菊花賞に
繋がるレースだったりもします

今回は、牡馬クラシック第1弾・皐月賞の
レース日程やコースなどの
基本情報をご紹介していきます。

記事の中に、世代最強馬を見極める
ヒントがあるかも!?

早速、見て行きましょう。

▼過去10年分のデータはこちら

皐月賞の過去の結果! 10年分のデータを紹介
皐月賞は牡馬クラシックの 始まりのレースです。 皐月賞の過去10年分のレース結果を 見てみると、1位になった馬 10頭中の9頭が前走レースで 1800mを走っています。 前走でスプリンターズステークスや 共同通信杯の1800mを走った馬は ...
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皐月賞のレースについて紹介

出展:https://ja.wikipedia.org/

皐月賞は1939年に創設されたレースで
イギリスの2000ギニーを模して
生まれました。

ダービー、菊花賞、
牝馬の桜花賞、オークスと合わせて
「クラシック」または「5大クラシック」
と呼ばれるレースの1つです。

また3歳牡馬が出走できる3冠レースの
第1戦となり、3冠レースの中では
最も短い距離で争われます。

レースの日程! いつ行われるの?

牡馬3冠レースの初戦・皐月賞は
いつ行われるのでしょうか?

創設当初は3月や5月に行われるなど
転々としていましたが1970年代には
4月の中頃で固定

JRAのカレンダーでは

第3回中山8日目

が基本的な皐月賞の開催日程です。

春の中山開催の最終週となり
4月15日頃の日曜日です。

前の週には桜花賞、前日には
中山グランドジャンプが行われています。

レースの出走時間! 何時から走るの?

続いて、皐月賞の出走時間を見てみましょう。

G1である皐月賞はメインレースである
第11レースに組み込まれています。

過去10年の皐月賞の発走時刻は
15時40分。

最近のG1レースは、ほとんどこの時間が
スタート予定時刻になっていますので
皐月賞も流れ通りに設定されています。

ただし、出走時間は諸事情によって
変更される場合がありますので
必ず出馬表で確認するようにしてください。

皐月賞のレース場所の紹介

出展:https://ja.wikipedia.org/

牡馬3冠の初戦・皐月賞。創設当初は、
今は無き横浜競馬場で行われており
そこから東京競馬場を経て、
現在は、中山競馬場が舞台となります

シンザン、トウショウボーイ、オルフェーヴル
が優勝した年などで、東京競馬場が
使用された時がありましたが、

小回り&急坂!!

の中山競馬場を克服することが
3冠への第一関門と言えます。

こちらの記事では皐月賞のレース傾向や
歴代のレースを解説していますので
ご一緒ご覧下さいね。

⇒皐月賞の傾向とは? 脚質や血統・歴代のレースについてご紹介

レースの距離は芝2000mに変更され定着

中山競馬場で実施される皐月賞の距離は
芝2000m。1950年の第9回から、
変わらず、この距離が舞台となっています。
(東京競馬場での開催時も)

ダービーの2400m、菊花賞の3000mと比べ
牡馬3冠レースでは最も距離が短く、
最も開催時期が早いことから

いぬ

皐月賞は速い馬が勝つ

と言われています。

多くの馬が対応しやすい距離ということと
一生に一度のクラシックということから
色んな個性を持った馬が出走してくる
レースです。

直線距離は最も短く最後に急坂になるのがコースの特徴

皐月賞が行われる中山競馬場の特徴は

  • G1が行われるコースの中で、
    最も小さい=小回り
  • 全競馬場の中で最も勾配のきつい坂が
    最後の直線で待ち受けている

という事です。

コースは、スタンド前の直線からスタートし
コーナーを4回周ります。

1コーナーから向こう正面にかけて
坂を下っていき、最後の直線は僅か310m。

残り180mから70mにかけての
高さ2.2mという急坂を上って
ゴールに向かいます。

コーナー4回を上手く周る器用さと
直線で急坂に負けないパワーが
求められるコースと言えます。

レースのレコード・平均タイムを紹介

そんな中山競馬場の芝2000mで行われる
皐月賞の時計面を見てみましょう。

レコードは2017年にアルアインが
記録した1分57秒8。

■2017年皐月賞

皐月賞で1分58秒を切ったのは、
この年と前年の2016年だけですが、
かなり高速レースの傾向が
強くなってきています

天気の影響もあったりしますが、
1994年に2分の壁を破ってから
2001年までは、94年の1度しか
2分切った年はありませんでした。

しかし、2002年~18年のうち
良馬場の中山で行われた13回の
皐月賞の勝ち時計は

  • 2分00秒以上…2回
  • 1分59秒台…4回
  • 1分58秒台…5回
  • 1分57秒台…2回

2分を超えた2回も雨の影響が
残っていた年でした。

好天が続いた後の皐月賞ならば
1分58秒台が勝ちタイムになると
言えるでしょう。

3歳の春から、かなり高いスピード能力を
必要としているのが皐月賞です。

皐月賞の優勝賞金はいくら?

最後に皐月賞の賞金をご紹介しましょう。

2018年の賞金は

  • 1着 1億1000万円
  • 2着 4400万円
  • 3着 2800万円
  • 4着 1700万円
  • 5着 1100万円

5着までに入ると3冠第2戦の
日本ダービーへの優先出走権を
獲得することができます。

また、皐月賞に出走するには、
獲得賞金の上位になるほかに、
トライアルで好走するという方法があります。

  • 弥生賞…3着以内
  • 若葉ステークス…2着以内
  • スプリングステークス…3着以内

に入ると優先出走権を獲得できるので、
1勝馬のも出走のチャンスがあります。

まとめ

今回は、牡馬3冠レースの第1弾
皐月賞の基本情報をご紹介しました。

このレースを制した馬だけが
3冠にチャレンジする資格を
持つことができる重要な1戦。

皐月賞きっかけに7頭の3冠ホースと
24頭の2冠馬が誕生しています。

多頭数の小回りというトリッキーな
コース設定ながら、真のチャンピオンを
生み出してきたと言える皐月賞。

日本競馬を担う新たなスター誕生を
期待して、レースを楽しんでみてください。

下の記事では皐月賞のレース傾向や
得意な騎手について解説しています。

⇒皐月賞の傾向とは? 脚質や血統・歴代のレースについてご紹介

また皐月賞の過去10年のレース結果を
一覧表でまとめています。

⇒皐月賞の過去の結果! 10年分のデータを紹介

レース予想にお役立てくださいね。