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メダカが卵を食べるのはどうして?原因&対策方法はある?

メダカが卵を食べる

メダカの産卵期によく起こるのが、
”せっかく産まれた卵が
成魚に食べられてしまう”という事件。

自分で卵を孵化させて
飼育数を増やしたいと考えている方は、
かなりお困りなのではないかと思います。

メダカが卵を食べてしまうのは
一体なぜなのでしょうか。

自分の仲間を食べるだなんて
人間からすれば少々残酷にも思えますが、
実はメダカなりの理由もあるのです。

そこで今回の記事では、
メダカに卵を食べられてしまう原因や
食べられないようにするための対策方法
ご紹介したいと思います。

いつも卵を食べられてしまって
孵化させられないという人は、
ぜひ参考にしてみてくださいね!

メダカが卵を食べるのはどうしてなの?原因はある?

それではまず最初に、
メダカが卵を食べるのはなぜなのか
考えてみましょう。

メダカは卵を発見すると
必ずと言っていいほど捕食します。

とはいえ、メダカ自身が卵を好んで
食べているというわけではないでしょう。

好き好んで食べているというなら、
メダカはとっくに絶滅しているはずです。

では、なぜ卵を食べるのかというと、
それは「お腹が空いているから」です。

満腹だったり他に食べられるものがあれば、
わざわざ卵を食べたりはしません。

しかし、繁殖期は特に
エネルギーの消費量が多いので、
普段の餌の量では物足りないのです。

そんな時、野生や屋外飼育のメダカなら
水中にいるプランクトンや小さな昆虫などを
食べることもできるでしょう。

ところが、室内水槽の場合は
プランクトンも少なく昆虫もいないので、
人間からもらう餌を待つしかありません。

そこでつい卵をパクッとやってしまう・・・
というわけなのです。

メダカが卵を食べる!対策方法は?

メダカが卵を食べるのは、
「空腹」という何とも単純な理由からでした。

しかし、犬や猫などのように
「食べちゃダメ!」などと注意をしても、
メダカには通じません。

そのため、卵を孵化させたいという場合には
食べられないようにするための対策
必要になってきます。

具体的な方法として
今回ご紹介するのは次の2つです。

  • 卵を別容器に隔離する
  • 産卵床を作る

では、それぞれについて
詳しく説明していきますね。

卵を別容器に隔離する

卵を食べられないようにするには、
産卵が終わったらなるべく早い段階で採卵し、
卵を別容器に隔離するのがもっとも確実です。

そもそも同じ水槽の中にいないのですから、
食べられることは絶対にありません。

ただし、産卵したのを見逃してしまうと
「採卵する前に全部食べられた・・・」
なんてことにもなりかねませんので、

卵でお腹が膨らんでいるメダカがいたら
注意深く観察しておくと良いでしょう。

食べられにくい産卵床を作る

1つでも多くの卵を残すためには、
なるべく早く採卵を行わなくてはなりません。

とはいえ、メダカの産卵を
一日中見張っているというのは
ちょっと難しいですよね。

そんな時に、あると便利なのが
水草などの産卵床です。

メダカには、卵を水草につけるようにして
産卵する習性があります。

そうすることで卵が水草の陰となり、
外敵に見つかりにくくなるからです。

家庭でも水槽の中に水草を入れておくと
大体のメダカはそこに卵を産みますから、
水草の葉や根が目隠しとなって
成魚から卵を守ってくれます。

とはいえ、
卵が産み付けられた場所によっては
あっさり成魚に発見されることもあるので、
のんびり構えてはいられません。

水草に卵がついているのを発見したら、
なるべく早く採卵するようにしましょう。

ホテイアオイのような浮草を産卵床にすると
水草ごと卵を回収できるので便利です。

メダカが卵を産む数は1回でどれくらい?

魚は一度の産卵で複数の卵を産みますが、
その数は種類によって異なります。

いくつか例を挙げてみましょうか。

  • マンボウ・・・2億~3億個(!)
  • マグロ・・・1000万~4000個
  • サケ・・・2000~3000個

かなり多いですよね。

中でもマンボウの産卵数には驚きです。

では、メダカはどうかというと、
一回に産む卵の数は10~30個です。

上記の魚たちと比べれば
だいぶ少ないと感じるでしょう。

しかし、メダカの場合は
産卵を行う回数が多いです。

栄養状態が良く健康な個体だと、
産卵期には毎日のように卵を産みます。

メダカの産卵期は4~9月頃まで。

この期間中に毎日産卵を行ったとしたら、
1シーズンに産まれる卵の数は
1000個以上ということになります。

体はとても小さなメダカですが、
実はとても繁殖力が強いんですよ。

卵を食べられずに
うまく孵化させられるようになれば、
数匹のメダカを大家族にすることも
夢ではありません。

メダカは稚魚も食べるって本当なの?

実は、メダカの成魚が食べるのは
卵だけではありません。

産まれたばかりの小さな稚魚も、
目の前を泳いでいれば
パクっとやってしまいます。

いわゆる「共食い」ですね。

この瞬間を目にしてしまった飼育者さんは
思わず叫びたくなるかもしれません・・・。

とはいえ、先ほどお話したように、
メダカも悪気があって
稚魚を食べているわけではないのです。

「お腹が空いている時に
たまたま目の前に稚魚がいたから
つい食べてしまった・・・」というのが
彼らの本音でしょう。

したがって、稚魚がある程度成長するまでは
卵の時と同じように親から隔離した状態で
育ててあげる必要があります。

水槽デビューができるのは
孵化からおよそ一ヶ月半後。

その頃には
成魚の半分くらいの大きさになるので、
食べられる心配もなくなりますよ。

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メダカが卵を産む時間帯は決まっている?

メダカが産卵を行う時間帯は
だいたい決まっていて、
早朝のうちに卵を産む傾向
多くの個体に見られます。

確実に採卵したいのであれば、
この習性を利用しない手はないでしょう。

メダカのお腹が卵で膨らんできたら、
いつもより少しだけ早起きして
メダカの様子を観察していると、
産卵に立ち会える可能性が高くなります。

ここですみやかに採卵を行ってしまえば、
他のメダカに食べられることはありません。

「早起きは苦手・・・」という方は、
ライトなどの人工の光を使って
産卵時間を調整することも可能です。

メダカは日照時間によって
産卵のタイミングを察知しており、
日照時間が12~13時間になると
産卵行動のスイッチが入るといいます。

したがって、夜間でも
太陽の代わりにライトを当て続けると、
メダカが「そろそろ卵を産む時間かな」と
思ってくれるのです。

逆に「今は産卵してほしくない」という時は
水槽の周りを遮光しておくと良いでしょう。

まとめ

今回は、メダカに卵を食べられる原因や
食べられないための対策方法について
ご紹介してまいりました。

メダカは基本的に雑食なので、
口に入るサイズのものならば
何でも食べてしまいます。

特に繁殖期はエネルギー消費が激しく
食欲も旺盛になっていますから、
普段の餌の量では物足りないのでしょう。

そこでつい卵を食べてしまうわけですが、
それはたまたま近くに卵があったからで、
無ければ食べることはありません。

したがって、
卵を食べられないようにするには
メダカが産卵を終えたらすぐに採卵して
別容器に隔離するのがいちばんです。

メダカの産卵と人間の都合を合わせるのは
なかなか難しいかもしれませんが、
ぜひ頑張ってみてくださいね!

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