メダカを繁殖させようとすると
必要になるのが産卵床です。
水草を使用しても良いですが、
水草だと枯れてしまったり、
産卵期以外も栽培しないといけなく
何かと手間がかかってしまいます。
市販の物を購入するにしても、
お金がかかってしまうので、
安く自作できたら嬉しいと
思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、100均の材料で作れる
メダカの産卵床の作り方をご紹介します。
メダカの産卵床を100均で作る方法!おすすめの材料をご紹介!
今や100均でも、非常に沢山の
素材が販売されています。
産卵床の形状は大まかに
決まっているので素材は違えど、
作り方が似ているものも多いです。
今回は、5つの素材を使った
産卵床の作り方をご紹介します。
⒈スポンジを使った産卵床の作り方
まずはスポンジを使った産卵床の作り方です。
必要な物
- 薄いシート状のスポンジ
- プールスティック
(プールで使用するスティック状の浮き)
作業工程
- スポンジの上部2cm程度を残して
短冊状に切っていきます。 - プールスティックを2~3cmの厚さで
輪切りにします。 - スポンジを丸め、
プールスティックの穴に差し込みます。 - 完成
参考動画をご用意しましたので
ぜひ観てみて下さい。
慣れてしまえば5分程度でできる作業です。
スポンジはメダカが警戒しないように
緑系など水草に近い色が良いでしょう。
⒉毛糸を使った産卵床の作り方
毛糸を使った産卵床の作り方です。
用意する物
- 毛糸
作業工程
- 毛糸を手に20回ほど巻き付けます
- 手から抜き、別に用意した
紐状の毛糸で片側を結び留めます。 - 結んでいない方の端をハサミで切ります。
- 完成
わかりにくいので、動画をご覧下さい。
シンプルな作り方なので、
慣れてしまえば簡単に作ることができます。
材料が1つだけなので、
とても安上がりに作ることができます。
⒊水切りネットを使った産卵床の作り方
水切りネットを使った産卵床の作り方です。
用意する物
- 水切りネット
- プールスティック
- 結束バンド
作業工程
- プールスティックを
厚さ2~3cmに輪切りにします。 - 水切りネットの底の部分を
ハサミで切ります。 - 水切りネットの上部を2~3cm残して
短冊状に切ります。 - 水切りネットを巻き重ね、
切っていない部分を結束バンドで止めます。 - 留めた部分をプールスティックに
差し込みます。 - 完成
スポンジを使った産卵床と作り方は似ています。
根元のボリュームがない分、
結束バンドで留めることで
浮きの部分から抜けにくくなります。
少し作り方が違いますが、
同じような作り方の動画をご用意しましたので
参考にしてみて下さい。
⒋ビニール紐を使った産卵床の作り方
出典:http://sakaibisou.dosugoi.net/e4542.html
ビニール紐を使った産卵床の作り方です。
毛糸を使った作り方とほとんど同じです。
用意する物
- ビニール紐
- コーム(ヘアブラシ)
作業工程
- まず、ビニール紐を手に20回ほど巻き付けます。
- 手から抜き、
別に用意したビニール紐で片側を結びます。 - 結んでいない方の端をハサミで切ります。
- コームを使い、ビニール紐を
細く裂いていきます。
(ポンポンを作るイメージ) - 完成
毛糸を使った産卵床と
作り方はほとんど同じです。
ビニール紐とコームがご自宅にあれば
今すぐにでも作れる産卵床です。
ビニール紐をなるべく細く
裂くことがポイントです。
ビニール紐の太さを変えて実験するのも
面白いかもしれませんね。
⒌フェルトを使った産卵床の作り方
出典:https://minibiotope.com/2020/05/sanransyo.html
フェルトを使った産卵床の作り方です。
用意する物
- フェルト(250×150mm程度)
- プールスティック
- 結束バンド
作業工程
- プールスティックを厚さ2~3cmに輪切りにします。
- フェルトを横長にし、上部を2~3cm残して
短冊状に切ります。 - フェルトを巻き重ね、
切っていない部分を結束バンドで止めます。 - 留めた部分を
プールスティックに差し込みます。 - 完成
こちらもスポンジを使った
産卵床と作り方は似ています。
フェルトの細かい毛が
卵を絡めるのに適しています。
卵は産むけど、産卵床から
落ちてしまうと言う方におすすめです。
メダカの産卵床!水草VS自作どっちがたくさん取れる?
メダカの産卵床ですが、どちらが沢山
卵が取れるのか一概には決めることができません。
まず、メダカが産み付け
やすいのは水草でしょう。
自作の物はメダカも不審に思い、
警戒して産卵をしないこともあります。
その点、水草はメダカも
安心して産んでくれます。
反対に、自作の産卵床の場合、
改良を加える事が可能です。
材質を変えたり、長さや厚さを変えていくことで
一番ベストな物を探っていくことができます。
実際、プロのブリーダーさんの多くは
それぞれ自作した産卵床を
使ってる方が多いです。
試行錯誤しながら
オリジナルの産卵床を作り上げてみるのも
楽しいのではないでしょうか。
メダカの産卵床を市販で買うならどんなものがおすすめ?
1.シュロの産卵床
出典:http://www.sudo.jp/petproducts/index.html
代表的な物にはシュロを使った商品があります。
シュロの皮を細かく裂いて針金で巻いた物です。
卵が付着しやすく、
卵が確認しやすい色をしているため
昔からメダカの産卵床には
シュロが使用されてきました。
観賞魚メーカーがより使いやすいように
改良した商品なので、
初心者の方にもおすすめです。
2.特殊繊維の産卵床
出典:http://product-fish.gex-fp.co.jp/product/
こちらの商品は特殊繊維で作られた産卵床です。
メダカが産卵した後、一番多いトラブルが
卵がカビてしまう事です。
特殊繊維によって、
カビや雑菌から守ってくれるので安心です。
フロート部分とスポンジ部分が取り外せ、
清潔に洗える点も嬉しいですね。
卵は産むけど、孵化率が悪いと
言う方は使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
産卵床は簡単に自作できるので
初心者の方にもおすすめです。
材料や作り方を変えてオリジナルの
産卵床を作り上るのも楽しいと思います。
ぜひ色々とチャレンジしてみて下さい。
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