鯉の種類は非常に沢山あって、
模様も様々ですよね。
模様が似たような種類もあって、
どれが何という品種か分りづらいですよね。
そこで今回は、鯉の種類を一覧でご紹介します。
それぞれの値段や特徴も
併せてご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
鯉の種類の一覧!人気の種類TOP10を一覧でご紹介!
鯉の種類は、なんと!
100種類以上あると言われています。
鯉は昔から品種改良が盛んなため、
非常に沢山に種類が開発されています。
その中でも特に人気の種類
TOP10をご紹介したいと思います。
第1位 紅白
数ある錦鯉の種類の中で
一番人気の種類です。
錦鯉の御三家のうちの1種類で、
古くから人気のある定番の種類です。
白い肌地に緋盤と呼ばれる赤い模様が入ります。
シンプルな色合いですが、
逆に奥が深く、鯉マニアの方々からは
「紅白に始まり、紅白に終わる」
と言われるほどです。
人気がある分、流通量も非常に多いです。
1匹、¥1,000前後から販売されています。
品評会に出品された
極上の紅白の動画を見てみて下さい。
第2位 大正三色
引用:【楽天市場】Shopping is Entertainment!
こちらも御三家のうちの1種類です。
紅白の体に、墨と呼ばれる
黒色の模様が入ります。
地肌の白、緋盤の赤、墨模様の黒の模様から
「三色」と呼ばれ、大正時代に
作出されたことから
「大正三色」と呼ばれています。
また、昔は「三毛」と表現されていた名残で、
愛好家からは、今も「さんけ」と呼ばれています。
墨の入り方で華麗な個体にも、
重厚な個体にもなります。
1匹、¥2,000前後から販売されています。
第3位 昭和三色
引用:【楽天市場】Shopping is Entertainment!
こちらも御三家のうちの1種類です。
昭和初期に作出された、三色のため
「昭和三色」と呼ばれています。
大正三色と同じく、
三色の模様が体に入りますが、
大正三色より墨の面積が大きいのが特徴です。
墨が多いため豪快さを訴える種類で、
お腹まで黒い模様が入る個体も多く、
水槽など、横見での観察にも向いています。
1匹、¥1,500前後から販売されています。
第4位 白写り
引用:錦鯉通販販売【仙助】
白写りは昭和三色と同系列の種類で、
昭和三色の緋が無い個体を白写りと呼びます。
地肌の白色と墨の黒色のモノトーンの
2色だけですが、独特の美しさがあり、
人気があります。
墨の豪快さが売りの種類ですが、
近年は墨の面積の少ない個体が
好まれる傾向があります。
写りものと呼ばれる同系統の品種のなかでは
一番人気がある品種です。
1匹、¥3,000前後から販売されています。
第5位 丹頂
引用:買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載
名前の通り、丹頂鶴のように、
頭部に赤く丸い緋斑が入る種類です。
この緋斑がなるべく丸い個体が
評価が高く、人気もあります。
その模様が、日の丸に似ていることもあって、
近年では海外での人気も高まっています。
全身が白い個体に緋斑が入る個体を
一般的に「丹頂」と言いますが、
それ以外の模様で緋斑が入る個体を
それぞれの種類名と合せ、「○○丹頂」
と呼ばれます。
1匹、¥1,500前後から販売されています。
第6位 緋写り
腹の下やヒレの先などに
少しでも白色が入る個体は
緋写りとは呼ばれず、
別の種類として扱われます。
そのため、純粋に2色だけの
個体の生産量は少なく、
流通量も少ない種類です。
美しさはもちろん、希少価値も高いため
非常に人気があります。
1匹、¥3,000前後から販売されています。
第7位 浅黄
引用:買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載
頭部以外の体表が、藍色や水色など、
青系の鱗で覆われています。
鱗の周辺は薄い色になっているため、
全体がぼけて見え、地肌が
網目模様のように見えます。
錦鯉の原種と言われ、
多くの種類はこの浅黄を母体として
改良されたと言われています。
1匹、¥3,000前後から販売されています。
第8位 秋翠
引用:買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載
秋翠は、浅黄のドイツ種です。
ドイツ種とは、一部にしかウロコが
無い種類の仲間です。
ウロコの無い地肌に、
鮮やかな緋斑が映える種類です。
1匹、¥3,000前後から販売されています。
第9位 孔雀
引用:手取フィッシュランド
浅黄を元に、光り写りと呼ばれる
金属光沢のある鱗と緋斑を加えた品種です。
地肌がプラチナ色に輝きと、緋斑の赤色が
派手で華やかな種類です。
水槽で飼育すると、ライトの光に鱗が
キラキラと反射してとてもキレイです。
1匹、¥2,000前後から販売されています。
第10位 九紋竜
ドイツ種の鯉で、白い地肌に
黒い模様が入ります。
頭部や背部は所々白く剥けているので、
模様が入っているようにも見えます。
水温によって黒い模様は変化するため
季節によって違う印象を受けます。
それもまた、九紋竜の魅力です。
1匹、¥1,500前後から販売されています。
鯉の種類によって餌は違うものに変えるべきなの?
様々な種類のある鯉ですが、
種類によって餌を飼える必要はありません。
ただ、餌の種類によっては、色揚げ効果があり、
色揚げ効果のあるエサをあげることで、
発色を良くすることができます。
餌によって、色揚げの対象となる色味が
変ってくる場合もありますので、
その種類の色に合わせた餌を選ぶと効果的です。
鯉の餌については、
こちらで詳しく解説しています。
⇒鯉の餌!おすすめランキングTOP10をご紹介!選ぶポイントは?
ぜひ読んでみて下さい。
鯉の種類で色によって性格が違う?
鯉は様々な種類が存在していますが、
それぞれの種類によって性格が違うと言う事は
ほとんどありません。
当然、個体の差による性格の違いはありますが、
種類によって性格が
変ってくることはありません。
どの種類も穏やかでケンカを好みません。
その性格もあって、
古くから鯉の飼育が楽しまれてきました。
気に入った種類の鯉を自由に
混泳させても問題無いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新しい種類が次々に作出されている鯉ですが、
御三家の人気が昔から不動というのも
興味深い物ですね。
それだけ日本人の心に
染みついているのかもしれません。
それぞれの種類の開発には
様々な背景がありますが、
まずは見た目で気に入った
品種を選んでみると良いと思います。
コメント