ハムスターは草食よりの雑食性。
そのため、動物性のタンパク質も
しっかりと栄養にすることができます。
そのハムスターの動物性タンパク源として
メジャーなのは、ミルワームという虫です。
芋虫なので、どうしても触るのが
嫌という飼い主さんもいますよね。
これ、ハムスターは結構好きなのですが
どうやってあげれば良いのでしょうか。
生きているやつは乾燥餌のように
餌皿に置きっぱなしにするわけには
いかないので、少し考えてしまいます。
そこで、ハムスターにミルワームを
あげる量や頻度などについて
紹介していきます。
餌の選択肢は多いほうが、
調子を崩したときなどに便利なので
一応覚えておきましょう。
ハムスターにミルワームをあげる量に決まりはあるの？
ハムスターにミルワームをあげるとき、
量は決まっているのでしょうか。
野生だとハムスターは見つけた芋虫を
好きなだけ食べているでしょうが、
おうちだと欲しがるだけあげていると
際限がなくなってしまいます。
ある程度の基準は決めておいた方が
良いので、紹介していきます。
1．ハムスターの身体の大きさで決める
小さいハムスターほどミルワームが
好きな傾向にあります。
そのためその喜ぶ姿を見ていると
沢山あげたくなりますが、我慢しましょう。
ジャンガリアンやロボロフスキーくらいの
大きさなら1日2～3匹、
ゴールデンくらいの大きさなら
1日3～4匹が目安です。
ミルワームばっかりあげていると
他のごはんを食べてくれなくなる子も
いるので、オヤツ程度にしておくのが
大切です。
2．ハムスターの月齢・年齢によって決める
ミルワームは高タンパクの食材です。
そのため腎臓に負担がかかる年齢には
沢山食べることは避けたほうが良いと
言われています。
その子の健康状態にもよりますが、
1歳半くらいを目安にミルワームを
制限していきましょう。
逆に幼齢のときにはカロリーが必要です。
お腹を壊さない程度に、ハムスターに
ミルワームをあげてコミュニケーションを
とってみてください。
ハムスターが何歳になってもあげ続けて大丈夫？
ハムスターは高齢になってくると
他の動物と同じで消化機能が落ちてきます。
ミルワームは高タンパク、高脂肪なので
どちらかといえば消化が悪い食材。
そのため、1歳半を超えたハムスターには
別のおやつを与えたほうが無難と言えます。
また、腎臓病を患っている子などは
タンパク質が腎臓の負担になるので
ミルワームはあげないようにしましょう。
ハムスターにミルワームをあげる頻度はどれくらい？
ミルワームはおやつとしてあげることは
分かりましたね？
それを毎日あげてよいかと言うと、
あげちゃいけません。
美味しさから他の餌を食べなくなる子が
いるので、できれば2～3日に1回の頻度で
あげるようにしましょう。
カロリーでいえばペレットだけでも
足りていることが多いので、サプリのように
栄養素の補充としてミルワームを
利用しましょう。
嬉しい効果としては、ハムスターが
飼い主さんになつきやすくなったりします。
ハムスターにミルワームをあげるおすすめのタイミングは？
おやつとしてあげるときには
そこまでタイミングを気にしなくても
良いです。
ただ、普段のごはんと一緒にあげると
普段のごはんに興味を示さなくなるかも
しれないので注意しましょう。
ハムスターとコミュニケーションを
とりたいな、と思ったときに
使ってみましょう♪
あとは、ハムスターが体調を崩して
食欲が無いタイミング。
これはおすすめで、ミルワームだけは
食べるという子もいます。
そもそもミルワームって何？どんな虫なの？
ミルワームは甲虫の幼虫です。
見た目も芋虫なので、成虫と言うよりは
いかにも幼虫ですよね。
名前をチャイロコメノゴミムシダマシと
いいます。
お米につく虫で、実は
けっこう身近なんです。
まとめ
ミルワームのあげかたは分かりましたか？
- 主食にしない
- ハムスターの大きさにより
あげる量は違う - 2～3日に1回の頻度で十分
少し気持ち悪いかもですが、ハムスターが
美味しそうに食べている姿に
「がんばろう」と思う人も多いはず。
栄養価の高い食材なので、安いオヤツを
買うよりはミルワームをオヤツとして
採用はいかがでしょうか。
あげすぎると下痢する子もいるので
そこだけ注意です。
下痢はすぐに水分を奪ってしまうので
あまり放っておかないでくださいね。
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