最近は散歩中や病院の待合室で
ハーネスを付けているうさぎさんを
よく見かけませんか?
大人しくハーネスを付けられている子を見ると
「うちの子は嫌がるから付けられないのに、
何が違うんだろう?」と思わずにいられない
という飼い主さんも多いかもしれませんね。
確かに、うさぎはハーネスによって
拘束されるのを嫌がる傾向がありますので
なかなかつけることが出来ないと頭を抱える
飼い主さんも少なくありません…
しかしハーネスを付けられないと、
いざという時に困ってしまいますので
今回はハーネスを効率的に安全につける
方法をご紹介します!
これを参考に練習して上手にしつけて
ハーネスデビューしましょうね。
うさぎがハーネスを嫌がる場合の安全なつけ方の3つのポイント
早速ハーネスを嫌がる子に対して
どのようにつけたら安全に出来るか、という
ポイントを3つ見ていきましょう。
1.うさぎをハーネスにあらかじめ慣れさせる
まずはハーネスそのものに慣れさせる、
ということからスタートする必要があります。
例えば部屋の中でうさんぽさせる時に
床に無造作に置いておくことで
ハーネスを身近に感じてもらいます。
また、飼い主さんの膝にのせておくだけで
「あれは危険じゃない物」として認識させ
警戒心を解くことも効果的です。
2.ハーネスを見ると暴れる場合はおやつなどで気をそらす
それでもまだハーネスを見たり近寄せると
暴れてしまうようであれば、
大丈夫だよと優しく声をかけておやつを
あげてみましょう。
おやつに気をそらすことでその隙に
ハーネスを付けられるので、
飼い主にとってもうさぎにとっても
慣れるためのトレーニングになります。
もし暴れなくなっても苦手意識をとるために、
ハーネスを付けたらご褒美としておやつを
あげるなどして慣れさせていくのも手です。
3.ハーネスから逃げる場合はキャリーの中に入れてから
それでもどうしてもハーネスを付けるまで
至らないという場合は、一度キャリーの中
に入れてからつけるという方法があります。
その際あらかじめハーネスをキャリー内に
入れておいて準備しておけば
ハーネスも付けやすくなります。
キャリー内であれば逃げ場がありませんので
とりあえずハーネスを付けなければならない
などの急用時もこの方法が使えますね。
それでは具体的にどんな時に
ハーネスが必要になってくるのでしょうか?
うさぎのハーネスが必要になる2つのシーンとは
ハーネスを付けなければならないシーン
というと、大きく2つ挙げることが出来ます。
いずれもうさぎの命を救うためと言えますので、
ここで一度改めてハーネスの重要性を
確認しておきましょう!
1.うさぎを病院へ連れて行く時
最も多いのはうさぎを病院へ連れて行く時
ハーネスが必要となると言って良いでしょう。
やはり動物は病院という場所を嫌がったり
恐がってパニックになることがありますので
動きをある程度制御しておかないと
予期せぬ二次災害が起こる可能性があります。
連れて行くときもそうですが、病院の
待合室や診察時なども暴れてしまうと
怪我をしたり他の患者さんに迷惑を
かけかねません。
そういった時にハーネスを装着していれば
予期せぬ行動でも対処できますので
何も付けていない状態よりも安心です。
2.災害時うさぎと一緒に避難する時
意外と見落としがちなのは、災害時の避難で
うさぎを一緒に連れて行く時の方法として
ハーネスが必要ということです。
自然災害の際は避難が必要な場合もあり、
限られた時間の中で動かなければならないので
スムーズに避難するためにもハーネスを
装着したうえで行動した方が良いでしょう。
いざという時にすぐ行動に移せるように
やはり日頃からハーネスに慣れておく
必要がありますね。
ただし、いくら練習とはいえ闇雲に
ハーネスをつけるのもかえって危険な場合も
ありますので注意しなければなりません!
うさぎがハーネスを嫌がると怪我をすることもあるので注意
ハーネスに慣れてもらうためには、
実際にハーネスを付けて練習をすることが
重要ではありますが、嫌がっているところを
無理矢理つけると怪我の原因にもなります。
現にハーネスを付けるために押さえつけてしまい
首の骨を折ってしまった子もいるとか…
特に生後半年以下の子は骨も弱く、
まだハーネス練習は早いのでもう少し
大きくなってから練習を始めましょう。
他にも暴れた拍子に足を骨折してしまったり
リスクが大きくなってしまいますので
暴れたら一度ハーネスを外してあげましょう。
ハーネスはあくまで短い時間だけに
とどめて練習するようにしましょうね!
うさぎさんも飼い主さんも慣れれば
こちらの動画のようにスムーズに
ハーネスをつけられるようになりますよ♪
まとめ
今回はうさぎのハーネスにスポットをあてて
嫌がるときの安全なつけ方や練習方法を
ご紹介してきました。
重要なのは以下のような点といえます。
- まずハーネスそのものに慣れてもらう
- おやつやキャリーケースを活用する
- 暴れている時は無理につけない
- 通院時や災害時はハーネスが必要
飼い主としてはうさぎが嫌がることは
出来るだけ避けたいところですが、
こうしたハーネスのしつけは
うさぎを守ることにつながります。
時間はかかりますが、根気強く気長に
一緒に頑張って慣れていきましょうね。
ハーネスと一緒にリードについても
しつけ方を見ておけば、より安全に
行動することができるので
あわせて検討してみても良いでしょう。
今後の万が一の時のためにも、
今回の内容を参考にハーネスデビューが
出来るようになるのを祈っています♪
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